活動報告(2020年)
※画像をクリックすると詳細をご覧いただけます。
「サンタスマイル活動」筑波大学附属病院から感謝状を授与
クリスマスの時期に、自宅に帰れないお子さまのために毎年サロンスタッフが病院を訪問し、サンタクロースやトナカイの着ぐるみをまといプレゼントをお渡しする「サンタスマイル活動」を30年以上継続しています。今年は感染症予防対策等の観点より小児科病棟等への立入が制限されていたため、各病院に意向を伺い今年は7病院にプレゼントをお渡しいたしました。実施後には筑波大学附属病院より感謝状も授与いただきました。
CSRコミュニケーションレポート2020発行
当社は、2012年より、「CSRコミュニケーションレポート」を発行しています。本年は、紙の代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を使用し、作成いたしました。「LIMEX」は、石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず、また、石油由来原料のプラスチックなどの使用量を抑えた株式会社TBM社が製造する新素材となります。CSRレポートでの使用にあたり、環境保全のための新しい取り組みとして、CSRレポートのアップサイクル活用をしたく、お手元にご覧いただきました後、廃棄の際には、環境保全のため、お手数ですが、グループCSR広報室に送付または、お近くのアデランス、 フォンテーヌの店舗までお持ちください。回収・リサイクルし、LIMEX製品として再利用いたします。また表紙の題字は、『多様な立場の人たちと対話しながら、新しい価値をともに創り上げていくこと』、『アデランスが、社員とそのご家族、取引先様とそのご家族、お客様、地域社会と一緒に、より良い社会を築き上げていく』イメージを、花咲く書道家として活躍されている永田紗戀様に、書き下ろしいただきました。
CSRコミュニケーションレポート回収先
アデランス グループCSR広報室
〒160-8429 東京都新宿区新宿1-6-3
<全国ヘアドネーション意識調査>を実施しました
近年、ヘアドネーションに対する関心が高まっていることから、今回は47都道府県各104人(20~60代の男女 計4888人)を対象にヘアドネーションに関する意識調査をインターネット調査で実施し、地域ごとの認知率の違いなどを調べました。
あなたはヘアドネーション(髪の寄付)を知っていますか?」という質問を尋ねたところ、全国では52.2%と約半数の人が知っていると回答しました。男女別で見ると、男性の認知率が34.2%であるのに対し、女性は70.1%となっており、男女で認知率に大きな差があることがわかりました。また、ヘアドネーションを、「すでにやったことがある」「やってみたい」と答えた方に対し、なぜやってみたいと思ったのかを尋ねたところ、6割以上の人が「病気で苦しむ子供たちの力になりたいから」と回答し、「自分にも簡単にできそうだから」(55.1%)、「社会貢献に興味があるから」(43.7%)の順に続きました。近年、有名人や著名人でもヘアドネーションをする方が増えていますが、「有名人、著名人がやっているのを見たから」と回答した人や、「家族、友人、知人の影響」と回答した人の割合は低く、ヘアドネーションをやってみたいと思っている人は、誰かからの影響ではなく、“子供たちの力になりたい”や“社会貢献に興味がある”などのご自身の意思で興味をもっていることが分かりました。当社は、ヘアドネーション(髪の寄付)によって製作した人毛100%のオーダーメイドフルウィッグを、病気などでウィッグを必要とする子どもたちに無償提供しているNPO法人Japan Hair Donation & Charity(JHD&C=ジャーダック)への協力を、2015年3月から行っています。今後も、一人でも多くのお子様の髪の悩みを心の傷にしないために、同じ志を持つ団体および企業とのコラボレーションを推進してまいります。
今回の調査結果についての感想
「中国地方」や「九州沖縄地方」の認知度が高かったのは意外な結果で驚きました。ホームページへのアクセス数などは、東京や名古屋市、大阪市といった大都市が高いので、都市部の方が認知率は高くなると予想していましたが、地方での認知も広がっていてうれしいですね。
西日本での認知率が高い結果となったことについて
特に西日本を中心に活動してきたわけではありませんが、活動を開始した初期のころから、協力的なサロンが熊本市内にあり、そちらを通じて何度もメディアで報道されたり、そのサロンの自主的な広報活動もあったことで、限定された地域での周知が進んだ可能性はあるかもしれません。
今後の活動について
これまでの「ヘアドネーション」は、ある種の流行として広く受け入れられてきましたが、コロナ禍を経た新しい社会においては、「チャリティ」本来の意味で認知されることを目標に、これからも活動を継続していきたいと考えています。
関西大学でCSR特別講義を実施
2020年11月5日(木)、関西大学 髙野一彦教授のゼミ、BERC寄附講座「企業の社会的責任と消費者教育」にてCSR講義を実施いたしました。当社は2013年から、関西大学でのCSR講義を行っています。髙野ゼミでは、ゼミ生による当社企業研究の発表が行われました。当社の企業特性やCSR活動を独自に分析いただきました。その後、質疑応答が行われ、上席執行役員 海外事業本部副本部長 グループCSR広報室担当 箕輪睦夫が回答いたしました。 BERC寄附講座には、約200名の学生が出席し、当社の社外取締役でもある髙野一彦教授、当社からは上席執行役員 グループCSR広報室担当 箕輪睦夫、グループCSR広報室長 新田 香子、同 リーダー 玉橋 美咲が登壇いたしました。当社の活動の原点である「三方よし」の哲学、「アデランスグループのSDGsの取り組み」について講義を行いました。
「朝日地球会議2020」にて当社のSDGs視点に基づいた、持続性を重んじるCSR活動について特別講演を実施
10月11日(日)から15日(木)にかけて新型コロナ対策で完全オンラインにて実施された国際シンポジウム「朝日地球会議2020」に3年連続で協賛しました。「朝日地球会議2020」は、「新しい未来のための5日間」をテーマに開催。国連の掲げる「持続可能な開発目標 (SDGs)」を目指しつつ、参加者みなさまとともに考えていくための様々なプログラムが行われました。13日(火)には、上席執行役員 海外事業本部副本部長 グループCSR広報室担当 箕輪 睦夫が、当社のCSR・SDGsに対する取り組みを国内外に発信していき、SDGsに積極的に取り組む企業と議論を深めるため「SDGs対応の価値共創型の環境取り組み」をテーマに特別講演を行いました。「ずっと笑顔でいられるために」という観点を活動の基軸に置き、毛髪を研究する中で築いた企業としての姿勢や努力を、健康や医療、美容の分野に広げ、「ウェルネス産業」へと目指していることを説明しました。
<イベント動画>https://www.asahi.com/articles/ASNBY6600NB6PLBJ00V.html
「第28回日本乳癌学会学術総会」共催セミナーにおいて、大分大学との共同研究を発表
2020年10月9日(金)~31日(土)に開催された「第28回日本乳癌学会学術総会」での共催セミナーで、大分大学との共同研究を発表いたしました。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、完全WEB開催となり、バーチャル企業展示(WEB展示会)にも出展いたしました。第28回を迎える今回は愛知県がんセンター副院長兼乳腺科部長の岩田 広治先生が会長を務められ、「We Can Do ~making better future~」をテーマに学術総会が行われました。会期中の10月10日(土)に「抗がん剤脱毛はなぜ起こる?その時どうする?」をテーマにアデランス共催セミナーが実施され、当社と共同研究を進める大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 教授 猪股 雅史先生が座長を務められ、公益財団法人佐々木研究所附属 杏雲堂病院、大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 客員研究員の佐川 倫子先生が「抗がん剤脱毛はなぜ生じる?」を演題に、大分大学医学部 消化器・小児外科学講座の河野 洋平先生が「抗がん剤脱毛をどのように予防する?」を演題に講演されました。
全国コミュニティFM~おはようサンデー「笑顔のつながり」シーズン3放送開始
当社のCSR活動を1人でも多くの方々に知っていただくことを目的に、FMラジオを通じたCSRラジオ「笑顔のつながり」を2018年9月より放送しております。シーズン3となる本年は、10月4日から放送開始し、当社のCSR活動の考え方や活動などをラジオパーソナリティの河村 由美様とともに紹介しています。
『アデランス・笑顔のつながり』:毎月第1・2日曜 朝8:30放送
全国のコミュニティFM 124局、JCBA インターネットサイマルラジオにてお聞きいただけます。
第38回日本美容皮膚科学会総会・学術大会にスイーツセミナーを共催
2020年9月12日(土)~13日(日)に京王プラザホテルにおける会場開催とWEB配信による「ハイブリッド形式」で開催された第38回日本美容皮膚科学会総会・学術大会で、当社が共催のスイーツセミナーでLED における毛髪育成及び美容での応用研究の成果を発表いたしました。日本美容皮膚科学会は「美容皮膚科学に関する研究及び、その研究成果の普及、ならびに会員相互の支援、交流、連絡等を主たる目的とする。」という活動目的のもと、年1回の学術大会の実施や、今回の共催セミナーの演者でもある乾先生が編集長を務める機関誌「Aesthetic Dermatology」を年間4号発刊し、2500人に及ぶ学会会員同士はもちろんのこと関係諸機関の方々とも密接な連携を取ることで、患者様のQOLの向上につながるという視点で活動を続けています。第38回を迎える今回の学術大会は、「美容皮膚科を極める」をテーマに開催され、当社が本学会に共催するのは連続で4回目となります。会期中の9月12日(土)にアデランス共催のセミナーが実施され、大阪大学大学院医学系研究科 皮膚・毛髪再生医学寄附講座 特任教授の乾 重樹先生が「いかにLight emitting diode (LED)を美容皮膚科に導入するか―そのロジックとエビデンス―」を演題に講演され、別府ガーデンヒルクリニックくらた医院 院長でアデランスのメディカルアドバイザーでもある倉田 荘太郎先生が座長を務めました。
視覚障害者の発案から生まれた
ユニバーサルデザイン化粧パレット『BLINDMAKE UD パレット』を開発
これまで医療用ウィッグ開発においてがん患者の“外見ケア”と向き合ってきた当社では、外出を控えてしまう、人に会いづらいなど、心理的にふさぎ込んでしまうなど“ルックスケア”に悩みを抱える視覚障害者の方々をメイクを用いて応援したいという想いのもと、ユニバーサルデザイン(UD)化粧パレット『BLINDMAKE UD パレット(ブラインドメイクユーディー パレット)』の開発いたしました。商品化にあたっては、一般社団法人日本ケアメイク協会で「BLINDMAKE」を広める活動を行う視覚障害者の方々と当事者ならではの気づきを活かした共同開発を行いました。
第120回日本外科学会定期学術集会に初共催
2020年8月13日(木)~15日(土)に開催された、第120回日本外科学会定期学術集会でのアデランス共催ランチョンセミナーで、抗癌剤脱毛の発生機序における新たな知見と、脱毛抑制研究の成果を発表いたしました。今年は新型コロナウイルス感染拡散防止として従来のような会場での実施ではなく、より多くの聴講者が場所を問わず視聴できる「WEB開催」となりました。日本外科学会は外科学に関する会員相互ならびに内外の関連学術団体との研究連絡、知識の交換、提携の場となることを通して外科学の進歩普及に貢献するための事業を行い、学術文化の発展と外科医療の向上に資することで国民の健康と福祉に寄与することを目的に、全国各地の4万人を超える会員によって組織されている一般社団法人です。第120回を迎える今回の定期学術集会は、「命と向き合い、外科医として生きる」をテーマにWEB上で開催され、アデランスが本学会に共催するのは今回が初めてです。会期中の8月14日(金)に「抗がん剤脱毛の最前線」をテーマにアデランス共催のセミナーが実施され、当社と共同研究を進める大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 客員研究員の佐川 倫子先生が「抗がん剤脱毛はなぜ起こる?」を演題に、大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 教授の猪股 雅史先生が「抗がん剤脱毛をどのように予防する?」を演題に講演され、がん研究会有明病院 副院長・乳腺センター長の大野 真司先生が司会を務めました。
拓殖大学でCSR講義をWEB開催
2020年8月3日(月)、拓殖大学にて商学部「CSR論」授業にて、CSR講義を実施しました。今回は新型コロナウイルスにより各大学講義の中止が相次ぎ、当社初のWEB講義となりました。当社からはグループCSR広報室長 新田 香子が講義を行いました。当日は、30名以上の学生の方が参加され、「社員のモチベーションのために、戦略的なCSR活動を行うなど、社員を大切にした魅力的な会社だと思った。」、「環境や社会を良くするだけでなく、自社とも結びつけ自社にも利益を得られるような仕組みになっていて、三方よしの考え方が実際に活かされていることがよくわかった。」、「CSR活動により社会だけ良くするのではなく、社員も元気づけることまで考えられていて魅力を感じた。」など、多くの感想をいただき、当社の「三方よし」の考えに基づく「事業と一体となった価値創造型CSR」について伝える講義となりました。
RiBiJo消毒ジェル、フェイスシールドをNPO法人JHD&Cへ寄贈
NPO法人JHD&Cは、ヘアドネーション(髪の寄付)によって製作したメディカルウィッグを無償提供することで、頭髪を失った子供達をサポートする団体です。当社は、2015年3月よりJHD&Cへの協力を開始しています。 今回、JHD&Cの活動は新型コロナウイルス感染症の拡大により、「業務の一時的な縮小と毛髪の受け入れ一時停止」を余儀なくされていました。予断を許さない状況ですが、今もなおウィッグを待ち続けているお子さまへ少しでも早くウィッグを届けるために、5月下旬より活動を再開されています。各地から集まった寄付毛は長さを計測したり、湿り気がないか確認したりするため、1つ1つ丁寧に手作業で仕分けを行っています。そのため、JHD&C職員の方々の感染対策は必須となっています。そこで、当社はJHD&Cスタッフの方々の安全と健康を考え、RiBiJo消毒ジェル、フェイスシールドを、サポートの一環として寄贈いたしました。当社はこれまでにも、完全個室を備えるアデランスサロンを採寸(頭のサイズ計測)等の際に提供するほか、2016年4月から開始したウィッグの製作協力、「ヘアドネーション支援自動販売機」を本社や一部店舗へ2018年9月より設置、同年10月には一部店舗をヘアドネーションカットを行う賛同美容室へ登録するなど、JHD&Cへの支援を行っています。
RiBiJo消毒ジェル、フェイスシールドを33病院の医療従事者へ寄贈
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に尽力されている医療現場を支援するため、当社の病院内ヘアサロンが入る全国の33病院へ、手指用薬用消毒ジェル『RiBiJo(リビジョ)』とフェイスシールドの寄贈を行いました。今回、当社病院内ヘアサロンが出店している病院でも、消毒液や防護具が不足しているとのご相談をいただき、少しでも医療現場をサポートしたいという想いから、寄贈を決定いたしました。今後もCSR活動の一環として、医療従事者をはじめとした様々な方へRiBiJoシリーズを通じたサポートを検討してまいります。
【寄贈内容】
・手指用薬用消毒ジェル『RiBiJo(リビジョ)』 計990個
・フェイスシールド 計3,300個
「しずおか未来の森サポーター」森づくり活動として認定
2019年4月に「しずおか未来の森サポーター協定」を締結し、「静岡県立森林公園」でのアカマツ林再生活動への協力を民間企業として初めて開始いたしました。この度、令和元年度の活動が認められ、「しずおか未来の森サポーター」の協定に基づく活動として認定されました。今後も、地域住民の方と連携した森づくりを行い、2018年に50周年を迎えた当社が次の100周年に向けて、アカマツ林が再興できるよう継続してサポートして参ります。
理美容師の手荒れを守る発想から生まれた「手指用・薬用消毒ジェルRiBiJo」発売
リビジョという商品名には、「理美容師を助ける」という意味を込めています。手荒れは、理容室・美容室で日々繰り返される、器具の洗浄やシャンプーなどの洗髪業務、パーマ、ヘアカラーなどのため、理美容業界全体の課題となっています。また、衛生関連用品の不足が言われている中、一人でも多くの方々の健康に貢献すべく、導入スピードを加速させ、今回の発売に至りました。今後も、理美容師ならではのお悩みや課題を解決することを目的にした、『RiBiJo』シリーズを展開し、商品やサービスの企画検討を行って参ります。
新型コロナウイルス(COVID-19)との闘いの最前線にいる医療従事者へ支援物資を寄贈(アデランス・フィリピン社)
当社のフィリピン現地法人で、ウィッグの製造などを行うアデランス・フィリピン社では、本社を置くクラーク経済特別区内の医療現場に、マスクやゴーグルといった個人用保護具を寄贈しました。クラーク経済特別区が進めている「Help Us Help Our Frontliners」キャンペーンに賛同し、新型コロナウイルス(COVID-19)との闘いの最前線にいる医療従事者を支援することを目的に実施しました。
<ご参考:Philippine Information Agency ホームページ>
https://pia.gov.ph/news/articles/1037692
第5回ホワイト企業アワード「健康経営」部門で受賞
ホワイト企業認定制度を展開する一般財団法人日本次世代企業普及機構(代表理事:五味田 匡功、通称:ホワイト財団)が主催する『第5回ホワイト企業アワード』の「健康経営」部門を受賞しました。本アワードは、ホワイト企業認定を取得した企業の中から、素晴らしい取り組みを実施している企業を表彰するもので、2016年から実施されています。当社は「がん罹患者就労支援に関する規程」の制定など、“がん”に対する取り組みが評価され、2020年3月1日(日)にホワイト企業として認定されました。今後は病気に罹患した社員だけではなく、多様な社員の働きがい、エンゲージメントを向上するために、「社員の健康保持、増進」を目標とした取り組みを行います。お客様に美容と健康を提供する当社の社員自らが、健康で、笑顔を絶やさず働く職場環境の実現を目指し、病気の早期発見から、予防、食生活のサポートなど、きめ細やかな支援を推進する予定です。できるだけ多くの社員の声を聞き、一人ひとりがパフォーマンスを発揮できる「ホワイト企業」として社内外から認知される企業となるよう取り組みを続けてまいります。
■当社の主な取り組み (一部抜粋)
・「がん罹患者就労支援に関する規程」を制定
・がんに罹患した際、治療を支援する制度や復職時に働きやすい制度の制定
・オーダーメイド・ウィッグの無償提供
・健康管理とがん等病気の早期発見を目的として、健康診断受診率目標100%
・禁煙外来費用の会社補助(社内名称:「禁煙チャレンジ」)
・がん予防/治療に関する冊子の配布
・人事部内に就労支援担当者を選任。
第51期アデランス全国ロープレ・スタイリング大会~第4回フォンテーヌレディメイド部門~
2020年1月23日(木)、レディメイド・ウィッグ(既製品)のカット、スタイリングなどの技術力を競う大会「第51期アデランス全国ロープレ・スタイリング大会~第4回フォンテーヌレディメイド部門~」を、TKP 市ヶ谷カンファレンスセンター(東京都新宿区)で開催しました。本大会では、技術力を競う「スタイリング部門」と接客力を競う「ロープレ部門」の2つを設けています。レディメイド・ウィッグの販売では、お客様に似合うスタイルに調整する「技術力」はもちろん、ニーズをくみ取り、豊富なウィッグのバリエーションから似合うウィッグを提案する力など、「接客力」「似合わせ力」も大変重要な要素となります。今年は開催以来初の試みとして、グループ会社である株式会社ハイネット(本社:東京都新宿区、代表取締役 伴仲 道憲)から各部門1名ずつが参加し、合計18名がエントリーしました。アデランスでは、本大会を通じ、経営理念である「最高の商品」「最高の技術と知識」「心からのおもてなし」の実現を目指します。
静岡県立森林公園でアカマツの植樹会を民間企業として初開催
2020年1月21日(火)、静岡県立森林公園園(静岡県浜松市浜北区尾野)で、民間企業として初開催となるアカマツの植樹会を行いました。当日は社長の津村を含む当社社員と県職員の皆様の総勢約50人でアカマツの苗木約100本を植樹しました。当社では、使われなくなったウィッグの回収と環境保全とをつなげる「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」を2009年から実施しています。この一環として2019年4月に「しずおか未来の森サポーター協定」を締結し、民間企業として初めて「静岡県立森林公園でのアカマツ林再生プロジェクト」への協力を開始しました。4月の協定締結後、当社の社員が2019年12月に苗木の成長を妨げる枯葉や倒木を取り除く作業を実施。アカマツの苗木を植樹できる環境が整ったため、今回の植樹会を初開催しました。
R Y N S H U(リンシュウ)2020-2021
AUTUMN/WINTER パリコレクションに協力
2020年1月19日(日)、フランス、パリの「THE WESTIN PARIS-VENDOME IMPERIAL」で行われたPARIS COLLECTION 「RYNSHU(リンシュウ)2020-2021年AUTUMN/WINTER コレクション」に髭21点とウィッグ3点の製作・技術協力の提供を行いました。 RYNSHU氏の記念すべき10年目のパリコレクションであり、当社としては7回目のコラボレーションとなります。今回のテーマの“髭”と“ウィッグ”は、アデランスの文化芸能部門であるスタジオADが、これまで培った技術力を集結し完成させたものです。アデランスではCSR活動の一環として、様々な文化芸能活動に独自のエンターテインメントウィッグを提供してまいりました。今後も人々の心を豊かにする文化・芸術活動に貢献してまいります。
第51期アデランス全国技術競技大会
2020年1月14日(火)、オーダーメイド・ウィッグの作製指示やブロー、カット、スタイリングなどの技術力を競う大会「第51期アデランス全国技術競技大会」を、ADビル(東京都新宿区)で実施しました。全国の技術者が技だけでなく、センスや発想力を競い、互いを高め合うことで、お客様に心からご満足いただける最高の商品を提供することを目的としています。「メンズ部門」「レディース部門」それぞれの部門において、全国のアデランス、レディスアデランスの店舗などで働く理美容師の資格を有する者の中から、技術力の高い1名を選ぶ大会です。お客様の自髪を活かし、自髪とウィッグの境目や髪質の違いが分からないように自然に仕上げるためには、自髪とウィッグとの馴染みを考えたカットやブロー、スタイリング、さらには髪色や質感に優れた上質なウィッグを作る事前の作製指示の技術が必要です。本大会を通じて経営理念である「最高の商品」「最高の技術と知識」「心からのおもてなし」の実現を目指します。
金沢工業大学でCSR講義を実施
2020年1月9日(木)、金沢工業大学 扇が丘キャンパスにて、CSR講義を実施しました。同大学は、全国の学長が選ぶ『教育面で注目する大学』で全国トップに選ばれるなど、学生へのサポート体制が充実した大学として知られています。当日は、学部2年生、3年生約200名を対象に、当社 執行役員 海外事業本部副本部長 グループCSR広報室担当 箕輪 睦夫が登壇し、学生たちに当社の「事業と一体化した価値創造型CSR」をお伝えしました。講義終了後には、金沢工業大学 大澤 敏学長より、感謝状を授与いただきました。
関西大学でCSR講義を実施
2020年1月8日(水)、関西大学 髙野一彦教授のゼミ、BERC寄附講座「企業の社会的責任と消費者教育」にてCSR講義を実施いたしました。当社は2013年から、関西大学でのCSR講義を行っています。髙野ゼミでは、ゼミ生による当社企業研究の発表が行われました。当社の企業特性や、CSR活動を独自に分析し、当社への提言もいただきました。その後、質疑応答が行われ、執行役員 海外事業本部副本部長 グループCSR広報室担当 箕輪睦夫が回答いたしました。 BERC寄附講座には、約280名の学生が出席し、当社の社外取締役でもある髙野一彦教授、当社からは執行役員 グループCSR広報室担当 箕輪睦夫が登壇いたしました。「毛髪素材の開発から提供の仕方まで 『持続可能な価値の創造』について」をテーマに、当社の「三方よし」の哲学、「象徴的な4つのCSR活動」、「人工毛髪の開発」、「ユニバーサルデザイン」について講義を行いました。