食生活と髪の関係 バランス栄養食品は髪のバランスも保つのか?

2015年11月4日

髪のために食生活を改善したいなら、いろいろな食品をバランス良く食べるのが一番の早道です。それでは、バランス栄養食品と呼ばれるものだけを摂取していれば、バランス良く栄養をとることはできるのでしょうか。


何度も言うようですが食事はバランスよく食べることがいちばん大切です。髪のために食生活を改善しようと思うなら、「髪にいいものを食ぺる」ことより「いろいろな食品をバランスよく食べること」を心がけたほうがずっと効果的。


その上で髪にいい食品を知識として知っておいて、たとえば今日のランチは何にするか、食後の果物は何を食べるかといった選択肢の中でより髪にいいものを選んでいけばいいのです。


そんなにバランスが大切なら、いわゆるバランス栄養食と言われる固形物や飲料を摂取したほうが話が早いと思う人もいるかもしれません。でもその考えはあまりに短絡的。バランスのいい食事がとれないなら、バランス栄養食を食ぺたほうが髪にいいというのは、一見論理的なようですが、次の二つの観点から、あまりおすすめできることではありません。


まずひとつはバランス栄養食という名前に惑わされてはいけないということです。化学的に合成されたこれらの食品や飲料は、確かにいろいろな栄養素をバランスよく含んでいるかもしれません。でもそれだけで、髪や体に必要なすべての栄養素をまかなえるわけではないのです。


食品に含まれる栄養素はもちろん個々の食品によって異なりますし、同じ食品でも季節や鮮度、調理法によって微妙に変わってきます。「自然の恵みを食べる」という言葉があるように、旬の素材をシンプルな調理法で食べることは、他の何にも勝る栄養補給につながります。


また同じ栄養素を摂取するにしても、おいしく食べるのとイヤイヤ食べるのでは、体内への吸収度が違うともいわれています。彩りや香りを楽しみながら食事をするのと、味気ないバランス栄養素を義務的に食べるのとでは、髪に伝わる栄養も変わってくるのではないでしょうか。


そして二つめは、バランス栄養食自体、なんらかの理由で食事ができない時の補助食品として利用する目的で作られたもので、それだけ食べていれば食事の代わりになるという性質のものではないということです。


これらのことを踏まえた上で、時間がなくて食事ができないときや、食欲がないときなど、上手にバランス栄養素を利用するようにしたいものです。


また健康食品や自然食品は髪にいいのか、というのもよく聞かれることですが、これも名前に惑わされることなく、その内容をしっかり理解する必要があります。


一般的に健康食品といわれるものには、2種類のものがあります。


ひとつは、本来体にいいとされる栄養素をを持った食品に独自の商品名をつけたり、それを利用して加工食品を作ったりして、謳い文句として健康食品という冠をつけた場合。これは野菜や魚など、他の食品と同様に利用しても問題ありません。


もうひとつは、たとえば「発ガン性物質の生成を抑える」「動脈硬化を防ぐ」など、特定の効能を掘ったものです。かなり多くのものが市場に出回っていますが、内容はまさにピンキリで、中には怪しいものも含まれています。食べたから害になるということはないかもしれませんが、たとえば「髪に効く!」と書いであったからといって、効果が期待できるかどうかはわかりません。


自然食品はしばしば健康食品と混同されがちですが、こちらはその名の通り、自然な製法て作った食品ということで、野菜で言えば有機野菜や無農薬野菜、加工食品なら添加物や化学調味料などを使用していない食品のこと。添加物がいっぱい入った食品より体にいいことは確かなので、髪にもいいといえるかもしれません。


栄養食品、健康食品など、健康ブームに便乗したネーミングに惑わされないこと、そして頼りすぎないこと。それが、体や髪の健康を保つ秘訣かもしれませんね。

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