プールの後のヘアケア法 運動後の抜け毛を予防するアフターケア

2019年10月31日

目次:

■手軽な運動「水泳」は髪のトラブルを招きがち

■プールの水で髪の毛が傷む

■プールに入る前のヘアケア

■プール後のヘアケア

■プール後、ドライヤーを使う前に

■前後のケアを怠らないで



健康な生活を送るために手軽なスポーツ「水泳」。しかし、殺菌作用を高めるためにプールの水に含まれている塩素が作用して、パサつきなど髪のトラブルになりがちです。
プールで泳いだ後だけでなく、泳ぐ前にもヘアケアをしておくことで、髪の傷む原因や塩素の影響を最小限に抑えることができます。


■手軽な運動「水泳」は髪のトラブルを招きがち

社会人になると、習慣的に身体を動かすのもおっくうになり、運動する機会も減りがちです。スポーツを趣味にするにも道具を揃えたりするので、手頃に始めるには難しいですよね。また、団体競技はサークルやチームに入ったりしなければならないため、個人でできる運動に人気が集まっています。ひとりで手軽にできるランニング人口も増えているようですが、夏や冬は気候がツラいので、継続するためにはジムに通って泳ごうかなと考える人も少なくないでしょう。子供の頃にスイミングスクールに通っていた人も多いかもしれません。


しかし、ジムのプールを使うときに気になるのは髪の毛。パサパサになったり、きしむ感じがあったり、色落ちしたりと、髪のトラブルになりがちです。プールと髪のトラブルにはどんな関係があるのでしょうか?


■プールの水で髪の毛が傷む

プールの水には、殺菌作用を高めるために塩素が含まれています。特に、乳幼児の水泳教室を開催しているようなプールの水は、塩素が多量に含まれている場合があります。


週に1回程度ならあまり影響はないかもしれませんが、毎日通っている人の中には、スイムキャップをかぶっていても髪がまっ赤になってしまったという人もいるほどです。これは塩素のもつ漂白作用の影響で、髪がブリーチをしたのと同じような状態になってしまったためです。髪についた塩素はすぐ洗い流さないと傷みの原因になります。


また、ぬれた髪はとても傷みやすいので、長時間そのままで放置しておくのは、髪にとって自殺行為に近いようなものです。しっかりタオルドライして、必要ならばドライヤーで乾かすようにしましょう。もちろん海水も同様に注意したいところです。


■プールに入る前のヘアケア

プールでは、どうしても髪が水にぬれてしまいます。ただ、髪に塩素が付きにくくする方法があります。まずプールに入る前のシャワーで、体だけでなく頭から浴びるようにしておきましょう。


乾いた髪は塩素を吸収しやすいためです。また、泳ぐ前にはキャップをしっかりかぶり、頭皮や髪を物理的にプールの水から守るようにするとよいでしょう。


■プール後のヘアケア

プール後はシャワーを浴び、可能であればシャンプーで汚れを取って、コンディショナーでケアしましょう。難しい場合はしっかりタオルドライをしましょう。


なお、屋外プールの場合、キャップをかぶらずに待っている時間などが多いと、紫外線に長時間照らされていると考えられます。紫外線は髪の主成分となるタンパク質を破壊するなど、悪影響を及ぼすだけでなく、髪や頭皮を乾燥させて傷みやすい状態になり、抜け毛を招く原因にもなります。


汚れを落とすためのシャンプーはダメージへア用のマイルドなものを選び、コンディショナーも忘れずに使ってケアしてあげましょう。最近は、洗い流さないタイプのトリートメントも販売されているため、それを使ってUVケアもできます。


■プール後、ドライヤーを使う前に

シャンプーやトリートメントを終えた後には、タオルで髪をやさしく乾かします。タオルドライは、毛先から水滴が落ちないぐらいまで行いましょう。


また、髪表面を保護するヘアオイルなどで、髪をプロテクトするのも有効といわれています。その後、髪ではなく頭皮を乾かすイメージで、ドライヤーをあてます。乾かす場所を頻繁にずらしながら、まんべんなく全体を乾かしましょう。


残った髪の湿りを短時間で乾かすためにドライヤーを使いますが、使いようによっては逆に髪を傷めてしまうこともあります。ドライヤーの熱でダメージを与えてしまわないように、髪を正しく乾かす方法を身に付けましょう。


■前後のケアを怠らないで

健康な生活を送るためにやりたいスポーツの代表でもある水泳ですが、前後のケアを怠ると抜け毛を増やすことにもなりかねません。スポーツは健康や育毛に大きな効果が期待できるといわれている分、リスクもある両刃の剣。アフターケアまでしっかりして初めて、意味があると意識して続けていきましょう!



初回記事公開日:2016年2月22日

おすすめ記事