正しい髪の乾かし方・ドライヤーの使い方|髪のおしゃれと健康

2015年7月21日



「洗った後の濡れた髪は裸」と言われるほど、無防備で傷つきやすい状態になっています。乾いた状態のときより、丁寧にやさしく扱わないといけないのです。ドライヤーの正しい使い方を知っておきましょう。



正しい髪の乾かし方・ドライヤーの使い方|髪のおしゃれと健康

■ドライヤーは使ったほうが髪に良いのか?


シャンプーの広告やテレビコマーシャルなどのキャッチーコピーで、「キューティクルを守る」といったフレーズをよく耳にします。ですが、“キューティクル”が何かを知っている人は、少ないのではないでしょうか。


髪は、中心部から「毛髄質(もうずいしつ)、「毛皮質(もうひしつ)」、「毛小皮(キューティクル)」の3層から成り立っています。1番外側にあるキューティクルが髪の中心部を守っていますが、摩擦や紫外線、熱などの外部刺激によって、毎日少しずつはがれ落ちています。キューティクルが完全にはがれると、毛皮質がむき出しになり髪内部の水分や栄養、色素などが流出、枝毛や脱色が進んだいわゆる“痛んだ髪”と化します。


一度はがれたキューティクルは、元に戻ることはありません。美しい髪を保つためには、キューティクルを傷つけないヘアケアが大事です。では、熱を加えるドライヤーは、本来、使うべきではないのでしょうか?


キューティクルは、7〜8つの層がうろこ状に重なり合っています。ふだんはぴったりと重なりあっている層ですが、髪がぬれると開く性質があります。開いたキューティクルの表面は、ちょっとした摩擦で傷ついてしまうため、シャンプー後の髪は、手早く丁寧に乾かすことが大事。つまり、ドライヤーは正しく使えば、美髪にとって有用なのです。


■正しいドライヤーの使い方


手早く丁寧に乾かすためには、ドライヤーをどう使えばいいでしょうか。


まず、ドライヤーをかける前の準備を、丁寧に行いましょう。ドライヤーをかける時間が短ければ短いほど、髪への負担が軽減できます。タオルドライは、毛先から水滴が落ちないぐらいまで行いましょう。また、ドライヤーの前に、髪表面を保護するヘアオイルなどで、髪をプロテクトするのも有効です。


その後、髪ではなく頭皮を乾かすイメージで、ドライヤーをあてます。乾かす場所を頻繁にずらしながら、まんべんなく全体を乾かしましょう。


■ドライヤーを使う際の注意点


一般的なドライヤーの、吹き出し口10センチ付近の温度は約100度といわれます。100度の熱風を頭皮や髪に長時間あてると、やけどしたような状態に……。美髪を維持するには、頭から20センチ程度離して乾燥させるのが理想的です。ちなみに、20センチ離した吹き出し口付近の温度は、約70度です。最近では、低温設定のドライヤーや低温モードに切り替えられる製品もあるようなので、活用してみてはいかがでしょうか。


■ドライヤーを使うメリット・デメリット


ドライヤーを使う一番のメリットは、髪の痛みの原因でもある湿った状態を、短時間で乾燥させられることです。しかし、ドライヤーをかけながらブローを行うと、摩擦や熱、静電気を発生させ、さらに、髪へダメージを与えてしまう可能性も……。


しかし最近は、ドライヤーのデメリットである“静電気”が抑えられる製品も登場しています。毛髪に温風をあてながら5回ブラッシングをし、毛髪とブラシの電位差(静電気)を測定したところ、静電気を抑制する特殊技術を搭載したドライヤーの場合、静電気発生率は通常のドライヤーの4分の1だったそうです。


静電気が抑えられれば、ドライヤーが与える髪のダメージは減少します。美髪を保つためには、髪を気遣う上質なドライヤーをチョイスすることも大切なのかもしれません。



髪を美しく保つためには、ドライヤーをかける前の準備と、ドライヤーの使用方法、そして、使うドライヤーの選び方も大事だとわかりました。毎日洗髪する場合、髪は365日、熱風にさらされます。美髪を維持するためには、髪を労ったドライヤーの使い方をしたいものです。


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