食生活と髪の関係 おいしいものほど髪に悪い?

2015年9月8日

髪に「良い」「悪い」食品とは?必要なのはビタミンやたんぱく質などバランスの良い食事です。バランスよくいろいろな食品をとるということを前提にした上で、具体的に髪にいい食べ物と好ましくない食べ物について見てみましょう。

おいしいものほど髪に悪い?

髪にいい食べ物には、大きく分けると次の7種類があります。


  1. 髪の基本成分であるケラチンのもとになる、上質のアミノ酸を含むタンパク質が多い食品(肉、魚、卵、大豆製品、牛乳、乳製品、カキなど)
  2. 甲状腺の働きを助け、髪の発育を促進するヨードを多く含む食品(わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類)
  3. 血行をよくして抜け毛を防ぐビタミンE、Aを多く含む食品(にんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草などの緑黄色野菜、玄米、胚芽米、小麦胚芽油、ごま、ナッツ類、紅花油など)
  4. 「3」と同じ役目を果たす、ビタミン、特にA、C、E、Fなどを多く含む食品(レモン、オレンジ、キンカン、さくらんぼ、いちごなどの柑橘類)
  5. 血液の凝固力を下げてコレステロールがたまるのを防ぐエイコサペンタエン酸を多く含む食品(いわし、ぶり、さばなどの背の青い魚)
  6. 頭皮の新陳代謝を促進するビタミンBを多く含む食品(玄米、小麦胚芽油、豚肉の赤身、レバー、マグロなど)
  7. 髪のツヤや張りをよくするコラーゲンを多く含む食品(長いも、れんこん、納豆など)

「1」のタンパク質が多い食品について補足すると、肉や乳製品の場合は、必要な栄養とともに脂肪分も摂取することになるので、食べ過ぎないように注意してください。


同じタンパク質を含むものでも、メインディッシュは肉より脂肪分が少ない魚にしたほうが望ましいとされています。また、カルシウムも髪に有効な栄養素のひとつです。


これらの具体的な食品リストを見ればわかるように、髪にいい食べ物といっても、普段の食事で食べにくいような、特別な食品はまったくありません。強いていえば玄米や小麦胚芽油などですが、昨今の健康ブームで、これらを日常食として取り入れる家庭が増えているので、どこでも簡単に手に入ります。


それでは逆に、髪にとってあまり望ましくない食品には、どういうものがあるのでしょうか。


結論から言うと、栄養素自体が髪に悪いというものはありません。栄養とはその名の通り髪や体を栄えさせて養うものですから、髪にいい食品のように、「○○が髪によくない」と列記できるものではないのです。


ただし、傾向として「こういうものはあまりおすすめできない」というものはあります。脂肪分が多くカロリーが高い食品や、交感神経を刺激する食品がそれに当たります。


脂がのったステーキや、激辛のエスニック料理、コーヒーや紅茶などの飲みすぎは、髪によくないということです。


特に問題になるのは、脂肪分のとりすぎ。頭皮の下にある皮脂腺から分泌される皮脂の量は、頭皮を健康に保つためにとても重要な役割を果たしているのですが、脂肪分をとりすぎると皮脂の分泌が異常に多くなり、脂漏性脱毛の原因になるのです。


でも考えてみると、フォアグラやキャビア、あんきもなど、美味・珍味といわれる食べ物は、ほとんどが脂肪分が多くカロリーが高いものばかり。美食の度を越すと、薄毛につながる可能性があるかもしれません。


といっても、それは毎日のように贅沢な食事を続けたときの話。何事も度を超さなければ問題はないのです。大切なのはあくまでもバランスだということをお忘れなく。

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