運動不足で抜け毛が増える?髪の健康も新陳代謝がポイント

2015年12月21日

運動によって体を鍛えることは、間接的には抜け毛の進行を遅らせることに役立ちます。丈夫な体作りに励めば、髪の健康促進にも役立つでしょう。


ストレスをためない、食事に気をつける、お酒を飲みすぎない、タバコを吸いすぎない。これらは皆、体や髪に悪いことはなるべくしないようにしようという、どちらかというと消極的な健康法です。より積極的に健康を促進したいなら、やはり運動をすることがいちばん有効です。


ただし、運動をすることが直接脱毛予防につながるわけでないことは、薄毛のスポーツ選手がいることを見ても明らかです。脱毛予防は、体質的な問題やライフスタイル全般、ヘアケアも含めて考えなければならないことですから、運動をしただけで脱毛が防げるはずはないのです。もっとも健康促進や脱毛予防のためにする運動は、プロスポーツ選手のそれとは質も量もまったく異なるので、比較の対象にはなりませんが。


いずれにしてもスポーツが髪の健康にとって大切なことは明らかで、運動によって体を鍛えることは、間接的には抜け毛の進行を遅らせることに役立ちます。


運動のいちばんの効用は、新陳代謝と心肺機能を高めることにあります。髪に十分な栄養を運ぶためには血行をよくする必要があり、そのためには土台となる心肺機能を高めることがもっとも有効です。食生活の改善やマッサージによる刺激だけでは血行をよくすることはできても、心肺機能まで高めることはできません。そこはやはり、運動に頼るしかないのです。


スポーツといってもいろいろありますが、心肺機能を高めるためにもっとも効果があるのは、有酸素運動(エアロビクス)と呼ばれるものです。具体的にはジョギング、サイクリング、ゴルフ、スイミング、テニス、ウォーキングなどです。これらの運動を行う場合には、活性酸素を抑えるために運動後のビタミン補給も大切なポイントになります。


有酸素運動の特徴としては、エネルギーの消費量が大きい全身運動であること、長時間継続して行うことができて他のスポーツに比べて安全性が高いことが挙げられます。また、まとめてたくさんするよりも、少ない量でも毎日、あるいは週一、二回程度、長期間継続的に行うことで、より効果が得られます。


スポーツというと、専用の施設やウエアがないとできないものというイメージがあり、そのためにやりたくてもなかなかできないという人も多いようです。


でも、ここで挙げたジョギングやサイクリング、ウォーキングなどは、今日からすぐにでも始められる手軽なものです。特に最近流行のウォーキングは、老若男女を問わず誰にでもできるものなので、ぜひおすすめしたいスポーツのひとつです。


ウォーキングといっても、ただ漫然と歩くだけでは有酸素運動にはなりません。理想的なスタイルは、背筋を伸ばして腕を前後に振り、リズミカルに歩くこと。歩幅は身長から100を引いたぐらいが望ましく、うっすら汗をかく程度、または歩きながら話をすることができる程度が目安です。これで一万歩程度歩けば、エネルギー消費は約300キロカロリーになり、ちょうど一日の平均余剰カロリーが消費される計算になります。


スポーツに時間が割けない人は、たとえば通勤や通学の際に、ひとつか二つ手前の駅で降りて目的地まで歩くだけでも、かなりの運動になります。駅やビルの中で、エレベーターやエスカレーターを使わずに、階段を上るのもいいでしょう。


広い意味でいえば、家事だって運動のうち。とにかくマメに体を動かすことを心がけて丈夫な体作りに励めば、髪の健康促進にも役立つことは間違いありません。

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