朝シャンは髪によくない?

2015年10月6日

忙しい時間帯に髪を洗うと、洗い方が雑になったりすすぎが不充分になることがあります。正しい洗髪とケアの基本は、時間と手間と愛情をかけること。そういう意味では、忙しい朝の洗髪はあまりおすすめできないかもしれません。


90年前後より、新しい生活習慣として定着した「朝シャン」。出先できれいな髪をアピールするには、外出する直前に洗ったほうがいいというので、特に若い女性の間では、朝シャンを毎日の習慣にしている人も少なくないようです。


でも中には「朝シャンをするようになってから抜け毛が増えた」という人も。髪や頭皮を清潔にすることは脱毛予防に役立つはずなのに、朝シャンのせいで抜け毛が増えるというのは、どういうことなのでしょうか?


髪を洗うことは大切なことですが、問題はその洗い方にあります。外出前の忙しい時間に髪を洗うと、どうしても洗い方が雑になって、洗い残しやすすぎ残しが出てきます。洗い残しはまだいいとしても、すすぎ残しは髪の大敵なのです。


市販のシャンプーの成分には、洗浄力や使用感を高めるために、さまざまな添加物が配合されています。髪の汚れを取るという本来の目的以外に、泡立ちや香りのよさ、髪にツヤを与える効果などが求められるからです。


でもこういった成分は、実は髪にあまりいい影響を与えないことがあるのです。余計な残留物がなくなるように、十分なすすぎをするのが正しい髪の洗い方なのですが、時間がないときはどうしてもすすぎが不十分になりがちです。


さらに髪を洗ったあとも、短時間でセットしなければならないので、特にロングヘアの場合は、ドライヤーを使うことが多くなります。でも濡れた髪を最初からドライヤーで乾かそうとすると、長時間熱を当てることになり、それが髪を傷める原因にもなります。かといって髪や頭皮がぬれたままにしておくと、雑菌やニオイの発生、ダメージヘアの原因になることも。


朝、髪を洗うことそのものが悪いわけではありませんが、急いで洗うと十分なケアができなくなり、結果的に髪に負担を与えることになりかねません。デリケートな髪をきちんとケアするには、時間と手間と愛情をかけることが大切。そういう意味では、忙しい朝に髪を洗うことは、あまりおすすめできません。

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