ヘアブラシの選び方・ブラッシングの注意点|髪のおしゃれと健康

2015年8月7日

ブラッシングはキューティクルや頭皮を傷つけることがあるため、ヘアケアの基本どころか、今では百害あって一利なしというのが、専門家の間では定説になっています。
ブラッシングの注意点

「ブラッシングは美しい髪をつくるために欠かせない」「朝晩のブラッシングはヘアケアの基本」ロングヘアの女性の間では、長い間こんなブラッシング信仰がありました。ところが髪の研究が進むにつれて、それは間違いだということがわかったのです。


ブラッシングは摩擦によって髪の表面のキューティクルを傷つけるだけでなく、やり方によっては頭皮を傷つけることもあります。特に頭皮に傷や炎症がある場合は、悪化してしまう可能性も。ヘアケアの基本どころか、今では百害あって一利なしというのが、専門家の間では定説になっています。


だからといって、まったくブラシを使わないというわけにもいきません。髪のもつれをといたり、ホコリや汚れを落としたり。スタイリングのときにも、やはりブラシは必要になります。そんなときどうすれば髪や頭皮を守ることができるのか。ブラッシングの注意点について、いくつか挙げてみましょう。


まずブラシの材質ですが、静電気防止の処理をしてあるものや、動物の毛を使ったものを選んでください。適切な材質のものを選ぶことで、ブラッシングでいちばん問題になる摩擦を、かなり軽減することができます。


ブラッシングするときは髪の根元までブラシを当てて、頭皮をゴシゴシこすったりしないように。もつれをとく程度にして、必要以上に何度もブラシをかけないことです。またかけている途中で髪のもつれがブラシにひっかかったら、それ以上強く引っ張らないようにしてください。


無理に引っ張ると、枝毛や切れ毛の原因になるだけでなく、成長毛まで引き抜いてしまって毛根にダメージを与えることになります。もつれを取るときは、外側から薄く髪をとって、丁寧にとかしていくようにしましょう。それでも取れないときは、もつれた部分のすぐ上を手で抑えながら、根元の方まで力がかからないようにとかします。


また絶対に避けてほしいのが、風呂上がりの濡れた髪にブラシをかけること。ブラシの摩擦は、無防備な状態の髪に大きなダメージを与えます。ブラッシングをするなら、よく乾かしてからするようにしましょう。どうしてももつれが気になるというときは、目の粗いクシでとかすようにします。


髪の損傷を防ぐために、ブラシをかける前にローションなどをつけるのもいいでしょう。ローションを使うことで、髪を保護して摩擦から守るだけでなく、スタイリングを長持ちさせる効果もあります。


またロングヘアの人は、過度のブラッシングによるトラブルを避けるために、寝るときにネットをかぶることをおすすめします。そうすれば寝起きに髪がもつれたり広がったりしないので、ブラッシングも手早く済ませることができます。


近頃は長髪の人が増えて、男性でもブラッシングする人が多くなっています。でも男性の場合、髪をやさしく扱うことに慣れていない分、ついつい乱暴になってしまいがち。中にはいまだにブラッシングが脱毛予防になると信じて、一生懸命ブラシをかけている人もいるようです。


このように一般的には髪にいいと思われていることでも、専門家の目から見たら、間違っていることが意外と多いもの。自己流のヘアケアが危険だと言われるのは、こういった点にあるのです。


たかがブラッシングと思うかもしれませんが、間違ったやり方は髪や頭皮を傷めるもと。十分注意してください。

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