毛染め(ヘアカラー)・パーマによる髪のダメージ|髪のおしゃれと健康

2018年7月17日


パーマや毛染めが髪によくないといわれる理由は何でしょうか? それは髪にほどこす科学的な処理にあります。化学反応を起こした髪はダメージを受けやすくなってしまいます。おしゃれのひとつとして楽しみたい方も、その原理をよく理解した上で利用しないと、髪や頭皮がボロボロになってしまうリスクがあるわけです。では、パーマによるダメージをどのように緩和すれば良いのか、解説していきましょう。



■パーマにはどんな種類がある?


昔は毛染めといえば白髪染め、パーマといえば年配の女性が髪をボリュームアップさせ、まとまりやすくするためにかけるものというイメージがありました。ですが、今では老若男女を問わず、誰もが日常的に髪のおしゃれとして楽しむものへと変化しています。そのため、パーマといっても、非常に多くの種類があります。髪質はもちろん、髪の長さや、使用するパーマ剤などによってもパーマのかかりやすさが異なってきます。



まずはコールドパーマです。一般的にパーマと呼ばれるものは、正式にはコールドパーマといい、主に2種類のパーマ剤とロットを使って、髪にクセをつけていきます。髪質によっては少しかかりづらいこともあります。


続いてはストレートパーマです。パーマはパーマ剤を使って、意図的にウェーブを作ってボリュームをアップさせるヘアテクニックですが、ストレートパーマではパーマ剤を浸透させて、髪を柔軟にさせてから、毛をまっすぐに伸ばし、再度パーマ剤を使って、ストレートな状態をキープさせます。縮毛を矯正する際にも用いられますが、縮毛矯正ではパーマ剤と熱を加えることで髪の強いクセを伸ばすという違いがあります。


またデジタルパーマは、薬剤と加熱ができるロッドを使って行うパーマで、従来のパーマよりもかかり具合が良い特徴があります。



水パーマと呼ばれるパーマもあります。これは、コールドパーマにスチームを当ててかけるパーマのことです。髪にスチームを当てることによって、パーマ剤が髪に浸透しやすくなり、パーマをかける時間が短くて済むといわれています。


デジタルパーマをアレンジしたテクニックとして、クリープパーマというものもあります。これはパーマの途中でドライヤーなどを使って、一度、乾燥させることで、パーマ剤による変化を緩やかにします。これによって、パーマの持ちが少し長くなるといわれています。


そのほかコスメパーマと呼ばれるパーマもありますが、使用するパーマ剤がカーリングローションと呼ばれる髪への傷みが少ない薬剤である点が違うだけで、デジタルパーマと大きな違いはありません。専用の機械を使って、髪にカールをかけるエアウェーブという手法もあります。



■パーマをしたいけれど、どのように選ぶ? パーマの選び方


パーマをする際には、パーマ剤という薬剤や熱、ローラーなどで強制的に髪にクセをつけるため、髪には少なからずダメージがありますが、それでもやりたい人はどのようにパーマを選べばよいのでしょうか?


髪にあまりコシがないと感じている人は、強いパーマ剤を使ったパーマは避けるべきです。またしっかりとクセのつくクリープパーマ、水パーマなども避けたほうがよいでしょう。ダメージヘアだという人は、従来の薬よりも髪の毛への負担が少ないというコスメパーマなどを選ぶとよいでしょう。短めの髪や毛にダメージを受けやすい髪質の人も同様です。


そのほか、パーマをできるだけ長持ちさせたい人はクリープパーマがよいでしょう。髪が広がりやすいという人なら、その特徴を生かしたヘアスタイルを作りやすいエアウェーブや、しっかりしたパーマでヘアスタイルをキープしやすいクリープパーマなどがよいかもしれません。



■パーマによる痛みはどのように改善する?その改善策とは



パーマで使用するパーマ剤は非常に刺激が強く、頭皮などに付着してしまうと、ときには痛みを伴うこともあります。また、強くカールさせようとする場合も、髪や頭皮に大きなダメージとなってしまうため、できるだけダメージの少ないパーマを選ぶのがおすすめです。もし、仕上がりに満足できなかった場合でも、再度、すぐにパーマをかけ直し、染め直さないようにしましょう。最低でも1〜2ヶ月は期間を空けるようにすべきです。


パーマをかけたあとのヘアケアも大切です。普段使っているシャンプーをそのまま使うのではなく、うるおい成分を含んだシャンプーやトリートメントを使用することで、ダメージを受けた髪を労ってあげてください。そのほか確かな技術を持った、信頼できる美容師さんにお願いすると、自身の髪質や髪に対する悩みを相談しながら、適切な方法を選んでくれるので、安心です。



■まとめ


毛染めやパーマによって髪にダメージや傷みを与えてしまわぬよう、慎重には選ぶべきです。パーマといっても、たくさんの方法が考案されており、使用するパーマ剤の強さによっても、髪の痛みやダメージは異なります。目指したい髪型と自分にあった髪質を考えながら、パーマによるおしゃれを楽しむようにしてみてはいかがでしょうか?



記事初回公開日: 2015年9月3日

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