医療用ウィッグの進化とともに JIS規格化について

2015年7月9日

頭髪の疾患に悩んでいる方々に向けて、できる限りお役に立ちたい──。アデランスとフォンテーヌは、医療機関とともに安全で安心して使える「ウィッグ」の開発に取り組み、 新たに「敏感肌に優しい」高度な医療用ウィッグを開発した。
ラフラの医療用ウィッグ

7月2日、株式会社アデランスは医療用ウィッグ「Rafra(ラフラ)」 等、全20製品のJIS規格「JIS S 9623」への自己適合を宣言。「医療用ウィッグのJIS規格化」について、これまでの取り組みと経緯についてお届けする。


最近、医療において特に重視されているのはQOL(Quality of Life)の改善だ。患者の生活の質を上げることで、精神的な安らぎをもたらすという。


総合毛髪関連企業のアデランス自身、「毛髪に関する悩みを解決したい」という思いで1968年に創業。以来、医療分野のウィッグに関してQOLを重視し、多くの分野でさまざまな取り組みを実践してきた。


例えば、1978年から病気やケガなどを原因とする脱毛に悩む小学生・中学生にオーダーメイド・ウィッグをプレゼントする「愛のチャリティーキャンペーン」を行い、すでに200人以上の子どもたちにウィッグを贈っている。さらに、抗がん剤の影響などによる脱毛で悩む方が多くいる病院内に理美容室(こもれび)を開設、患者様にウィッグ商品や頭髪に関するさまざまなサービスを提供してきた。取り組みはじめてから6年間で、13店舗を展開するまでになった。


昨年、新たな取り組みとして老年看護学・創傷看護学分野を専門とする東京大学大学院医学系研究科と「スカルプケアサイエンス」(頭皮に関するサイエンス)に関する共同研究も開始。総合毛髪関連企業として医療分野のウィッグに関して、スカルプケアの側面からの改良と開発に力を注ぐ。



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