ストレスと抜け毛と薄毛の関係は?

2018年6月20日

目次:

■ストレスは体にどんな悪影響を与えるのか?

■ストレスによって起こる抜け毛のメカニズム

■ストレスを溜めこまず、発散する方法を見つけましょう


精神的なストレスは薄毛の原因のひとつとしてたびたび取り上げられます。ストレスは自律神経のバランスを乱したり、体の弱い部分に悪影響を及ぼすことでも知られています。


髪が生えている頭皮は皮膚の一部であり、とくに皮膚が弱い人はストレスを受けると薄毛になったり、抜け毛の原因になってしまうこともあると言われています。ストレスと抜け毛・薄毛の関連について、説明しましょう。


ストレスは髪の大敵


ストレスと抜け毛、薄毛に関連性はある?

■ストレスは体にどんな悪影響を与えるのか?


人間関係の悩み、仕事での上司や会社からのプレッシャーなど、私たちが日々感じているストレスは体にどんな影響を与えるのでしょうか?


まずは血行不良が挙げられます。私たちは自律神経によって血行をコントロールしていますが、強いストレスを受けると、自律神経に乱れが生じたり、筋肉が緊張することで、血管の収縮を引き起こしたりすることが知られています。血管が収縮すると、血流が減少して、次第に血行が悪くなっていきます。


また、ホルモンバランスが乱れる要因にもなります。たとえば男性ホルモンのテストステロンは成長とともに分泌量が増えていき、20代をピーク減少していきますが、強いストレスを感じると、脳下垂体からホルモンの分泌量を減らす指令が出ます。加齢による緩やかなホルモンの減少と比べ、急激な分泌量の減少ではホルモンバランスが大きく崩れる原因になります。


ホルモンバランスが崩れると、イライラしたり、うつ状態になったりと、体への影響だけではなく、心も落ち着かない状態になり、日常生活に支障が出ることもあります。


ストレスによる体への悪影響のひとつとして、食欲不振も挙げられます。ストレスで自律神経が乱れると、内蔵機能が低下すると考えられているからです。消化不良になり、食欲が減退してしまいます。そのほか強いストレスにより、手足の震えが現れることがあります。こうした震えが日常的に続く場合には、自律神経失調症やうつ病の疑いがあります。


さらに髪にもストレスは悪影響を与えますが、どのようなメカニズムで抜けてしまうのか、詳しくみていきましょう。


■ストレスによって起こる抜け毛のメカニズム


私たちの毛髪を作っている毛母細胞は、毛乳頭と呼ばれる部分が毛細血管から栄養を受け取り、活動しています。髪が一度、抜けても、再び髪が生えてくるのは、この活動が正常におこなわれているからです。そのため、ストレスで自律神経が緊張し、血管の収縮が起こると、細胞(毛乳頭)に十分な栄養を送ることができなくなってしまいます。すると、抜け毛や新たに生えてくる毛髪が弱くなり、薄毛の原因になるわけです。


さらに毛髪の成長には男性ホルモンの存在が大きく関与していますが、ストレスによりホルモンバランスが崩れることで、薄毛が進行してしまう可能性もあると言われています。


■ストレスを溜めこまず、発散する方法を見つけましょう


ストレスの原因になるもののことを、ストレッサーと呼びますが、学校や職場での人間関係、将来への不安、仕事の成果やノルマ達成に関する圧力、恋人からの結婚に対するプレッシャーなどなど、私たちはさまざまなストレッサーに囲まれて生活しています。現代社会では、ストレスを避け、まったくストレスを感じない生活を送ることはほぼ不可能です。そのため、ストレスは溜め込まず、発散するよう心がけることが大切となります。ストレスと上手く付き合うことができれば、体への影響も最小限にとどめることができるはずです。


薄毛に悩む人は、抜け毛や薄毛の進行について、過度に心配していると、それ自体がストレスとなり、抜け毛や薄毛を悪化させてしまう可能性もあります。生活習慣や食習慣を改善して、髪にとって良い環境を整えながら、あまりクヨクヨと薄毛に悩むことなく、前向きに対処することが大切です。


記事初回公開日: 2015年6月25日

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