2018年、アルゼンチン国立タンゴアカデミーにて、著名な芸術家がサインを記す「黄金の書」に、アルゼンチン人以外で初めてサインをした日本人がいました。「世界が尊敬する日本人100人」(ニューズウィーク日本版)や「タンゴに貢献した20人」(アルゼンチン)にも選ばれたタンゴ歌手の冴木杏奈さんです。

アデランスは、“輝く人々”たちへのサポートも行っています。その代表的な存在が、冴木さんです。冴木さんは舞台やコンサートで、アデランスの「フォンテーヌ」ウィッグを愛用。彼女がつくり出す世界観に、芸能分野で長年培った高度なウィッグ技術が彩りを添えています。アデランス・フランス社の「アニーダブレー」、アデランス・ヘア・グッズ社(アメリカ)の「ルネ オブ パリス」ブランドなど海外グループ会社のウィッグも使用されています。

2019年に日本で行われた舞台「ブエノスアイレスの傘」では、役柄や曲に応じてウィッグを使い分け、8変化を披露。アデランスのウィッグを着けた方がエンタテインメント界でまばゆく輝き、それが世界の人々の希望にもなる。そんな取り組みが結実した瞬間でした。


冴木杏奈さん
北海道旭川市生まれ。1987年、タンゴ歌手としてデビュー。
ラテンブームの火付け役として文化寄与に貢献。
毎年国内外でコンサートや舞台公演などを多数行い、
各地で”偉大なアーティスト”と称賛される

取材・文/田嶋章博