スタッフインタビュー

第1回 患者さまに笑顔になっていただくことを一番に。

2014年10月1日 更新

静岡県

静岡県立静岡がんセンター店 
美容室「こもれび」
店長 三森 妙子

三森店長は、病院内ヘアサロンに勤務して11年。多くの患者さまに接してきた経験から、髪の毛やウィッグだけでなく、メイクの相談(眉の描き方など)にも応じており、幅広く患者さまのアピアランスケア(外見のケア)に取り組んでいる。

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美容室のお客さまはどのような方が多いですか?
男性・女性を問わず、入院中あるいは外来の患者さま、脱毛中の患者さまが大半ですが、付添いの方、お見舞いの方も来店されます。
脱毛中の方も来店されるのですか?
そうですね。例えば抗がん剤の副作用で脱毛している時も、まったく髪の毛が無いわけではなく、また投与が終了すると生え始めますし、伸びてきますので、カットやお手入れが必要なんです。当店は個室なので、脱毛中でも安心してご利用頂けると思います。
ウィッグを使用されている場合は、そのウィッグの調整目的で来店されることも多いです。治療の過程で髪の毛の量が増減する場合は、状況に応じてサイズを詰めたり、広げたり、こまめな調節を行います。
治療が終わっても、すぐに元の髪の毛に戻るというわけにはいきませんので、不揃いに伸びてきた髪の毛を、揃えながらきれいに伸ばして、ウィッグを卒業するまでお付き合いさせていただいています。ウィッグに関すること、髪の毛に関すること、どちらも安心して任せてください。
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ウィッグや脱毛時用の帽子を説明する時に気を付けていることはありますか?
実際に手に取って、試着して、その感触を実感して頂くことです。
カウンセリングには十分に時間をかけ、お客さまの求めるもの、大事にしたいものにお応えできる商品をご提供しています。自然さ、カラーなどファッション性、着け心地、価格帯など・・・
抗がん剤の副作用で脱毛される方がウィッグを使用される場合、ファッション向けとは違い、ウィッグの裏地が直接地肌に接触する事が多いため、「肌触り・通気性・安定感」は大切なポイントです。その点はしっかりご説明して、ご安心頂けるよう心がけています。
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お客さまにはどういうウィッグが人気ですか?
「RMシリーズ(医療用ウィッグ ラフラ®)」が一番人気で、多くの方が手に取られますね。
人毛ミックスで、風合いも自然に近いですし、その場で調節してすぐにお持ち帰り可能なことが人気の理由だと思います。
肌触り、フィット感にこだわる方、ウィッグ使用開始までに日程的な余裕のある方には、オーダーメイドの「ラフラ・アイフィット®」が好まれます。
病院内の美容室だからこそ、の特徴はありますか?
外来・病棟の看護師さんから相談のお電話を受けたり、病室でのウィッグ試着の際に付き添って頂いたりします。また、退院後に通院される機会に「ウィッグのシャンプー、セットを診察中に仕上げておいてほしい」というご依頼を承ることが多いです。通院している病院に美容室があることで、安心して治療に専念していただけると思います。
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お客さまに対して心がけていることはありますか?
患者さまやご家族の方にとって、この美容室が、癒される場になることです。
髪の毛が綺麗になり、さっぱりして頂くことはもちろん、治療中の気分転換になればと。
患者さまの気持ちが元気になり、笑顔でお店を出られる時が最高に嬉しいですし、そういう時間と場所を提供できるようなお店作りをこれからも心がけていきます。

美容室「こもれび」静岡県立静岡がんセンター店
営業時間 月~土 9:00~18:00
電話番号(直通)052-980-6696

※登場人物のプロフィールや肩書は2015年4月当時のものです。

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