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青森県での公開講座への協力に対し
日本骨髄バンクより感謝状を授与
~医療用ウィッグなど、アピアランス(外見支援)をサポート~

平成28年9月30日

総合毛髪関連企業・株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 根本 信男)は、2016年8月30日(火)青森県立中央病院にて、公益財団法人日本骨髄バンクより、青森県で開催している骨髄移植公開講座への協力に対して感謝状をいただきました。

日本骨髄バンクは、病院などの医療機関、製薬会社などが連携して、ドナー登録の啓発活動のために、年に2回ほど青森県で骨髄移植公開講座を開講しています。抗がん剤、放射線などのがんの治療は、脱毛、皮膚の変色、爪の変化など、患者さまの身体にさまざまな外見の変化が伴います。治療後のアピアランス(外見支援)は、病院などの医療機関でも近年取り組みを強めており、就労支援の観点から行政も注目しています。アデランスではアピアランスのための医療用ウィッグ、頭皮ケア、ネイルケアに関する展示ブースを2011年より骨髄移植公開講座に出展しており、この度、長年にわたり抗がん剤の副作用による患者さまの外見の変化についての支援・情報提供を行ってきたことが評価され、表彰を受けました。

アデランスでは、デリケートな悩みを抱える患者さまのQOL(Quality of Life)の改善を重視し、CSRの一環として、医療用ウィッグの発売(2005年~)をはじめ、病院内ヘアサロンの展開(2002年~)、外部講師による接客スタッフの医療接遇講習受講の義務化(2005年~)、医療用ウィッグのJIS適合宣言(2015年~)、内閣府認定 公益社団法人日本毛髪科学協会認定の資格「毛髪診断士」を保有するスタッフの強化など、様々な取り組みを実践しています。
今後とも、大学研究機関との毛髪分野に関する共同研究の成果などを活用しながらサービスや品質の向上に努め、患者さまの心の健康のサポートに積極的に取り組んでいきます。

青森県立中央病院の久保先生より感謝状を受け取る
アデランス医療事業推進部の遠藤マネージャー


<アデランスのCSR、医療事業活動の一例>

■医療用ウィッグブランド「ラフラ」の発売 および全商品JIS適合

「ラフラ」は、2005年に誕生した、病気や治療によるデリケートな髪の悩みを抱える方のための医療用ウィッグです。快適に使える機能性はもちろんのこと、「やさしい商品」「やさしい接客」そして「やさしい環境」の3つの「やさしさ」を守りながら、回復までをしっかりサポートしていきます。また、当社の医療用ウィッグはすべてJIS規格(JIS S 9623)に適合した商品を提供しています。
https://www.aderans.co.jp/medicare/rafra/01/

■病院内ヘアサロンの展開、バリアフリー化・移動式理美容椅子の導入

病院で療養中の患者さまには抗がん剤の影響などによる脱毛に悩む人が多くいらっしゃいます。アデランスグループでは2002年より、病院内に理美容室(病院内ヘアサロン)を開設し、脱毛に関するご相談対応をはじめウィッグの提供からアフターケア、理美容技術サービスまで提供しています。療養中の患者さまだけでなく、そのご家族、病院職員などの皆様にもご利用いただいております。また、病院内ヘアサロンでは、バリアフリーを実現し、車イスでの来店が可能なだけでなく、移動の困難な患者さまでもサービスを提供できるように、移動式の理美容イスも導入しています。

病院内ヘアサロンイメージ

■ウィッグをお子さまにプレゼントする「愛のチャリティ」

「お子さまの髪の悩みを心の傷にしないために」をテーマに、病気やケガなどの理由でウィッグを必要とされるお子さま(4歳から15歳まで)へオーダーメイド・ウィッグを製作してプレゼントする「愛のチャリティ」を、1978年から35年以上継続して実施しています。

Beaustage VEGAS Premium

愛のチャリティ ビジュアル

■NPO法人「JHDAC(ジャーダック)」への協力

髪の寄付によって製作した人毛100%のオーダーメイドフルウィッグを病気などでウィッグを必要とする子どもたちに無償提供する特定非営利活動法人JHDAC(ジャーダック)への協力を、2015年3月から開始しています。完全個室を備えるアデランスサロンを、ウィッグの提供を希望される方の支援場所として提供しています。また、2016年4月より、ウィッグ製作の協力も開始しました。

GENKINGさんによるトークショー

JHDAC ロゴ


<この件のお問い合わせ先>

アデランス ホームページhttps://www.aderans.co.jp
※掲載内容は発表日現在のものです。その後に内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。