目次:
2-1 原因① 加齢による老化
2-2 原因② 生活習慣の乱れやストレス
2-3 原因③ 間違った頭髪のお手入れ
3-1 ① 食生活の見直し
3-2 ② 頭皮マッサージ
3-3 ③ 規則正しい生活
3-4 ④ 通院による治療
3-5 ⑤ 育毛剤を使う
4-1 シースルーバング
4-2 サイドに流す前髪
4-3 前髪なし・オールバックスタイル
5-1 Q1. 前髪の薄さはセルフケアだけで改善できますか?
5-2 Q2. 出産後に前髪が薄くなった場合は元に戻りますか?
5-3 Q3. ウィッグや増毛で前髪の薄さはカバーできますか?
6.まとめ
鏡を見て、「前髪が薄くなってきた」と、思うことはありませんか?前髪の薄毛というと男性のものというイメージがありますが、女性で悩んでいる人も意外と多いものです。
前髪の薄毛は、加齢・更年期のホルモン変化・FAGA(女性男性型脱毛症)・生活習慣など複数の原因が絡み合って生じる場合があります。
今回は、その原因と対策についてご紹介します。
1.前髪の薄毛は女性にも起こる|特徴とセルフチェック
前髪が後退してくる薄毛や脱毛は、年配男性のものというイメージがあります。しかし、実際に女性でも前髪の薄さを気にしている方もいます。女性の薄毛の場合、前髪がすべて抜け落ちて後退していくのではなく、前頭部から頭頂部の髪が細くなったり、抜け毛が増えたりして、ボリュームが少なくなることがほとんどです。また、そりこみ部分が薄くなる場合もあります。
以下のような症状を感じたら、早めの対策を始めましょう。
- 前髪を下ろしてもおでこが透けて見える
- 分け目が以前より広くなった
- 前髪の根元がペタンとして立ち上がらない
- 以前より抜け毛が増えた
- 生え際が後退してきた
2.前髪が薄毛になってしまう原因とは?
前髪が薄くなる原因は何でしょうか?出産後の抜け毛は女性ホルモンの減少による一時的なもの、牽引性脱毛症は前髪を引っ張り続けることが原因とされています。ここでは、びまん性脱毛症の原因について探ってみます。
原因① 加齢による老化
年齢を重ねて髪質が変わってきた、というのは思い当たる人も多いのではないでしょうか。髪は、加齢によって細くなったり、うねったりしてきます。30歳くらいからボリュームの少なさが気になり始め、40代後半の更年期前に髪の変化を感じる人は多いもの。加齢も、前髪の薄さの原因の1つです。
原因② 生活習慣の乱れやストレス
仕事や家庭の状況で生活が不規則になり、ストレスが溜まると体の調子が悪くなると思います。急激なダイエットや食生活の乱れや睡眠不足なども、栄養不足や血行不良に陥ります。髪は体の一部であり、栄養不足や血行不良は髪の成長をさまたげる可能性があります。生活習慣の乱れやストレスも薄毛になってしまう要因と考えられています。
原因③ 間違った頭髪のお手入れ
女性の抜け毛には間違ったヘアケアや頭皮ケアが原因のこともあります。シャンプーの選び方も自分に合っているかどうかを確認することが大切です。乾燥気味の頭皮であれば保湿力の高いものを選ぶなど、香りや使用感以外のところにも目を配りましょう。シャンプーの後、濡れたままでいるのもNG。頭皮が蒸れて、かゆみやにおいの原因になるなど、頭皮トラブルを招くこともあります。
▶関連記事:髪の毛の手入れはどうしている? 正しいヘアケア方法を解説|進化する育毛技術(5/6)
原因④ 更年期のホルモンバランスの変化
40代前後の更年期になると、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少します。エストロゲンには髪の成長を促す働きがあるため、分泌量が下がると前髪全体が細くなったり、抜け毛が増えたりするといわれています。
この症状は「びまん性脱毛症」として現れることが多く、前頭部から頭頂部にかけてボリュームが低下するのが特徴です。
▶関連記事:女性に多い「びまん性脱毛症」その症状・原因・対策とは
原因⑤ 牽引性脱毛症(きつい結い方・ヘアアレンジ)
編み込みやポニーテールなどで前髪を長期間きつく結ぶと、毛根に継続的な負担がかかります。これを「牽引性脱毛症」といい、生え際や前髪の薄さとして現れると考えられています。ヘアアレンジをする場合は、結ぶ位置を定期的に変えて頭皮を休ませることが重要です。
原因⑥ FAGA(女性男性型脱毛症)
FAGA(Female Androgenetic Alopecia)は、女性ホルモンの乱れにより男性ホルモンが相対的に増加することで起こる脱毛症です。前頭部から頭頂部にかけて髪が薄くなるのが特徴で、進行性のため早期対応が重要とされています。
セルフケアで改善が見られない場合や急速に薄毛が進む場合は、皮膚科・薄毛専門クリニックへの受診を検討してください。
3.前髪の薄い女性は注目!薄毛の対策方法はこちら
さまざまなことが原因になって起きる前髪の薄毛。前髪はおしゃれのポイントにもなるので、できればきちんとケアしたいもの。ここでは薄毛の対策方法を6つ紹介します。
① 食生活の見直し
バランスのよい食生活を心がけ、適切な量の食事をとることが、髪をすこやかに育むためには大切です。女性は、鉄分や亜鉛、タンパク質を含む食事が不足しがちなので、それらを意識して摂るようにしましょう。
鉄分を多く含む食べ物 レバー、貝類、ほうれん草
亜鉛を多く含む食べ物 牡蠣、牛肉、うなぎ
タンパク質を多く含む食べ物 肉や魚、卵、豆腐
② 頭皮マッサージ
頭皮のマッサージは、薄毛の対策に効果があると考えられています。その理由は、頭皮を揉み込むことで、血流を促すからです。髪の発育に必要な栄養は血液によって運ばれています。シャンプーをする前などに習慣化してみるとよいでしょう。頭皮マッサージの詳しいやり方については以下の記事を読んでみてください。
③ 規則正しい生活
早寝早起きをして、規則正しい生活を送り、体調を整えると、髪の発育にもよい影響を及ぼすとされています。髪も体の一部と考えると当然のこと。そのほか、たっぷりと睡眠を取り、ストレスをうまく解消することも大切です。
④ 通院による治療
抜け毛や脱毛症が気になるという人は、通院による治療という方法もあります。治療方法としては、「ミノキシジル」入りの発毛剤による外用治療がメインになります。「ミノキシジル」はこれまでに多くの臨床試験が行われ、治療効果があるといわれているからです。薄毛研究は進んできているので、通院も選択肢の1つです。
⑤ 育毛剤を使う
「ミノキシジル」を使った女性向け発毛剤は、病院以外にドラッグストアでも販売されています。それ以外にも現在は多くの種類の育毛剤が流通していますので、それらを使用してみる方法もあります。育毛剤を使用する場合は、合わないと思った場合以外は、3か月〜6か月は毎日続けてみるのがおすすめです。
⑥ ヘアスタイルを変える・ウィッグを活用する
前髪をきつく縛るヘアスタイルは、前髪薄毛の原因の1つと考えられています。まとめる場所を変えてみたり、おろしてみたり、ヘアスタイルをいつもと変えてみるとよいでしょう。薄毛対策をしながらヘアスタイルも楽しんでみてください。
また、気になる部分だけをピンポイントでカバーしたい場合は、部分ウィッグという選択肢もあります。前髪や生え際など気になる箇所にあわせてサイズ・形を選べるため、自然な仕上がりで日常使いしやすいのが特徴です。セルフケアと並行して取り入れることで、見た目の悩みをすぐに解消しながら、じっくり髪の状態を改善していくことができます。
4.薄い前髪をカバーするヘアスタイル
薄毛をカバーしながらおしゃれを楽しめるスタイルを3つ紹介します。
シースルーバング
透け感を活かした前髪スタイルです。毛量が一定でなくても自然に見えるため、前髪が部分的に薄い方に特に向いています。ヘアアイロンでふんわりとしたニュアンスを加えるのがポイントです。
サイドに流す前髪
分け目を目立たなくし、前頭部の地肌をカバーできます。ドライヤーをいろんな方向から当てて根元からふんわり立ち上げると、ボリューム感が出やすくなります。
前髪なし・オールバックスタイル
全体を後ろにまとめることで、髪全体のボリューム感を引き出せます。顔周りのシルエットをひし形に整えると、前髪の薄さが目立ちにくくなります。
5.女性の薄い前髪に関するよくある質問
Q1. 前髪の薄さはセルフケアだけで改善できますか?
A.生活習慣の改善や頭皮ケアによって状態が改善するケースもあります。しかし、FAGA(女性男性型脱毛症)やホルモンバランスの変化が原因の場合は、セルフケアだけでは十分な改善が見込めないこともあります。症状が長く続く場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
Q2. 出産後に前髪が薄くなった場合は元に戻りますか?
A.出産後の抜け毛は、妊娠中に増えていた女性ホルモンが出産後に急激に減少することで起こります。多くの場合は一時的なもので、半年から1年程度かけて徐々に回復していくとされています。
ただし、長期間改善しない場合や抜け毛が著しい場合は、専門医に相談することをおすすめします。
Q3. ウィッグや増毛で前髪の薄さはカバーできますか?
A.はい。部分ウィッグや増毛を利用することで、前髪の薄さを自然にカバーできます。最近は自毛になじみやすい製品も多く、見た目の違和感を抑えながらボリュームアップが可能です。
自分の髪質や薄毛の状態に合ったものを選ぶためにも、専門スタッフへ相談することをおすすめします。
6.まとめ
女性の前髪は、前頭部や頭頂部のボリュームが減ったり、そりこみ部分が抜けたりすることで、薄毛になることがあります。前髪が薄くなるのは、長期間しばることや、出産後の抜け毛にともなうものもありますが、「びまん性脱毛症」という女性に多い脱毛症によるものもあります。この原因としては、加齢や生活習慣の乱れ、ストレス、間違ったお手入れが考えられます。
対策法としては、生活全体を見直したり、ヘアスタイルを変えたりすること、さらに通院による治療や育毛剤という方法もあります。上記の対策をしてみても中々悩みが解決しない方には、前髪をカバーする「部分ウィッグ」や「増毛」という選択肢もあります。ぜひあなたに合った方法を探ってみてください。
記事初回公開日: 2019年2月13日