目次:
2-2 【チェック2】指で触った感触
2-3 【チェック3】フケのタイプ
2-4 【チェック4】頭皮の色
4-1 ①アミノ酸系シャンプー
4-2 ②高級アルコ−ル系シャンプー
4-3 ③石けん系シャンプー
5-1 脂性肌(オイリー)の方へ
5-2 乾燥肌(ドライ)の方へ
7-2 Q2.スカルプシャンプーと普通のシャンプーの違いは?
8.まとめ
あなたは、どんなシャンプーを使っていますか?洗い上がりの感触や香り、価格など、シャンプーの選び方はさまざまですが、髪の健康を考えれば、自分の頭皮や髪質に合ったシャンプーを選ぶことが最も大切です。また、目的に応じて、日常的に使うものとダメージケア用のシャンプーを使い分けると、より健康的な髪が保てるでしょう。シャンプー選びが、ヘアケアのキモ!
1.頭皮の肌タイプ、あなたはどれ?3種類を解説
頭皮の肌タイプは大きく3つに分類されます。まず自分のタイプを知ることが、正しいシャンプー選びの第一歩です。
| タイプ | 特徴 | 見分け方 |
|---|---|---|
| ① 脂性肌 (オイリー) |
皮脂が多くベタつく | 頭皮全体が常に皮脂で濡れているようなウェットな状態。フケも湿り気があって大き目。指で触るとベタベタし、洗髪してもすぐ油っぽくなる。髪がペタッとなりやすい。 |
| ②乾燥肌 (ドライ) |
皮脂が少なくパサつく | 頭皮が白くカサカサしており、細かい白いフケが出やすい。 洗髪後に突っ張り感がある。髪もパサついてまとまりにくい。 |
| ③混合肌 (コンビネーション) |
部位によって異なる | 前頭部は脂っぽいのに、頭頂部や側頭部は乾燥しているなど、部位によって状態が異なる。 |
頭皮は額の約3倍の皮脂を分泌するといわれています。「顔は乾燥肌なのに頭皮はオイリー」というケースも珍しくありません。顔の肌タイプだけで判断せず、頭皮を直接チェックすることが重要です。
2.頭皮が脂性肌か乾燥肌かを見分けるチェックポイント
以下の方法で、自分の頭皮タイプを確認してみましょう。あくまでも目安になりますので、参考程度にご覧ください。
【チェック1】洗髪後6〜8時間後の状態
- ☑ ベタつき・においが気になる → 脂性肌
- ☑ 突っ張る・かゆい・白いフケ → 乾燥肌
- ☑ 部分的にどちらも → 混合肌
【チェック2】指で触った感触
- ☑ 指にベタつきが付く → 脂性肌
- ☑ 白い粉(乾いたフケ)が付く → 乾燥肌
- ☑ 何もつかない → 正常肌
【チェック3】フケのタイプ
- ☑ 湿った黄色みのあるフケ → 脂性肌
- ☑ 乾いた白いフケ(パラパラ落ちる) → 乾燥肌
- ☑ フケなし → 正常肌
【チェック4】頭皮の色
- ☑ 黄みがかっている・テカっている → 脂性肌
- ☑ 白くカサカサしている → 乾燥肌
- ☑ やや青白く透明感がある → 健康な状態
3.ヘアケアの基本。シャンプーの役割とは?
シャンプーは髪だけでなく、頭皮を清潔に保つことも大切な役割です。頭皮は新陳代謝と皮脂分泌が活発なため、頭皮を清潔に保つことがヘアケアで最も大事なことです。自分の頭皮が脂性肌か乾性肌かを知り、自分に合うシャンプーを選ぶことから始まります。ちなみに、シャンプーが自分の頭皮に合っているかは、洗髪後、頭皮が乾燥せず、ベタつきもないニュートラルな状態かどうかで判断してください。
4.3つに分類!自分に合うシャンプーの選び方
シャンプーは、アミノ酸系、高級アルコール系、石けん系の3種類に分類されます。
| 種類 | 特徴 | 洗浄力 |
|---|---|---|
| ①アミノ 酸系シャンプー | アミノ酸由来の洗浄成分を使用したシャンプー | やや弱め |
| ②高級アルコール系シャンプー | 市販品で多いタイプ。泡立ちが良く洗浄力が高いサルフェートとも呼ばれる | 強め |
| ③石けん系シャンプー | 天然成分を原料にした環境に優しいシャンプー | 強め |
①アミノ酸系シャンプー
アミノ酸系シャンプーは、アミノ酸系の洗浄成分を使用しており、洗浄力はやや弱めですが、頭皮への負担が少ないシャンプーです。
頭皮が乾燥気味の場合や、髪のダメージが気になる方に向いているでしょう。
②高級アルコ−ル系シャンプー
高級アルコ−ル系シャンプーは、市販のシャンプーの中で最も多いタイプです。ヤシ油などの植物油脂が原料の洗浄成分を使っており、洗浄力が高いのでオイリータイプの方から支持されていますが、その洗浄力の高さゆえに頭皮に残留するとトラブルの原因になることもあり、シャンプー成分が残らないよう、しっかりとすすぐことをおすすめします。
③石けん系シャンプー
最後の石けん系は、天然由来の成分(石けん素地)を洗浄成分としているため、環境に優しいシャンプーともいえます。頭皮への刺激も少なく洗浄力も高いものですが、洗った後の髪のパサつきやキシみは否めません。ロングヘアの方や髪のダメージが気になる方には、不向きといえるでしょう。
④自分に合ったシャンプーの選び方
日常ケア用には、頭皮への負担が少ないアミノ酸系シャンプーや石けん系のシャンプーを使用することもひとつの手です。
しかし、頭皮や髪の健康を常に意識していても、体調不良や強い紫外線、エアコンよる乾燥などのトラブルが要因で、髪はダメージを受けてしまうものです。髪に元気がないと感じたときは、ダメージケア用のシャンプーやトリートメントを使いましょう。
さらに、地肌だけでなく、髪質に合ったシャンプー選びも忘れてはいけません。ボリュームが出やすい乾燥髪の方は、保湿性の高い植物系オイルなどを配合したシャンプーを、コシがなく柔らかい髪質の方はノンシリコンシャンプーなどをチョイスしましょう。シリコンの配合されたシャンプーは、シリコンが髪の表面を油分で覆うため髪全体のまとまりやツヤ感が良くなる反面、ボリュームダウンにもつながりやすいです。
5.【脂性肌・乾燥肌】タイプ別のシャンプーの選び方
肌タイプ別にシャンプーの選び方を解説します。あくまで目安になりますので、参考としてご覧ください。
脂性肌(オイリー)の方へ
適度な洗浄力を持ちながら頭皮への刺激が少ない、アミノ酸系×石けん系のバランス型、または頭皮タイプごとに分類されることが多いスカルプケアシャンプー(以下スカルプシャンプー)のオイリータイプが基本的な選択肢です。ただし、インナードライ(表面は潤って見えるが内部は乾燥)が疑われる場合はアミノ酸系やベタイン系を主体としたマイルドな洗浄力のものを選びましょう。
- スカルプシャンプー(グリチルリチン酸2K・ピロクトンオラミン配合)で頭皮の健やかさを保ちながら皮脂・毛穴詰まりにアプローチ
- 洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮の乾燥を招き、インナードライを悪化させるため逆効果の可能性あり
- シャンプーは1日1回が基本。洗いすぎは皮脂分泌をかえって増やす可能性あり
乾燥肌(ドライ)の方へ
洗浄力が穏やかなアミノ酸系シャンプーが最適です。必要な皮脂を取りすぎないよう、保湿成分(ヒアルロン酸・セラミドなど)が配合されたものを選びましょう。洗髪後に突っ張り感がある場合はシャンプーが合っていないサインです。
- ラウロイルメチルアラニンNa・コカミドプロピルベタインなどアミノ酸系洗浄成分が入っているものがおすすめ
- 洗髪後のスカルプローションやトリートメントで髪と頭皮に潤いを補給する
- 乾燥肌は特に熱に敏感。ドライヤーの吹き出し口は頭皮から20cm程度離して使用することを意識する
6.シャンプーを使う際の注意点とは?
シャンプーは、地肌や髪をケアする成分だけでなく、水と油を乳化させたものや、泡立ちを良くするためにさまざまな成分が使われています。「無添加」「植物由来」「ノンシリコン」など、安全性をうたった信頼感のあるシャンプーを選ぶのもひとつですが、それらすべてに刺激がないというわけでもありません。
マイルドなタイプでも洗浄力=タンパク質を分解する働きはあります。髪や皮膚もタンパク質のため、洗浄成分が残留すると髪や頭皮のダメージにつながることもあるので、しっかりとすすぐことを心がけましょう。
そして繰り返しになりますが、自分の頭皮タイプにあったシャンプー選びは大切です。
シャンプー選びは、自分の頭皮と髪質のタイプを知ることから始まります。日頃より頭皮と髪質に合ったシャンプーを使用し、髪にダメージを感じたらスカルプシャンプーで集中ケアをしましょう。また、使用するシャンプーは、信頼のおけるメーカーや髪の専門家が開発したシャンプーを選びたいものです。
7.脂性肌・乾燥肌の頭皮に関するよくある質問
Q1.脂性肌は毎日シャンプーしたほうがいいですか?
A.脂性肌の方も一般的に1日1回(夜を推奨)が基本です。できれば2度洗いで、1回目は髪を、一旦すすいで2度目は頭皮を洗うことを意識しましょう。ただし洗いすぎると頭皮が乾燥し、防御反応でかえって皮脂分泌が増えることで「インナードライ」に陥ることがあります。1日に何度も洗うのは避けましょう。
Q2.スカルプシャンプーと普通のシャンプーの違いは?
A.スカルプシャンプーは頭皮ケアを目的とした成分(抗炎症・皮脂コントロールなど)を配合しています。頭皮タイプごとに分かれているものもあり、皮脂が気になる方や乾燥が気になる方も自分に合ったものを選択しやすく、頭皮環境を整えたい方に向いています。また、このタイプの多くはシリコンを配合せず、髪にハリコシを与えるものも多数見られます。医薬部外品タイプは有効成分が規定量配合されており、フケ・かゆみの改善効果も期待できます。
8.まとめ
シャンプー選びは、自分の頭皮と髪質のタイプを知ることから始まります。日頃より頭皮と髪質に合ったシャンプーを使用し、髪にダメージを感じたらスカルプシャンプーで集中ケアをしましょう。
記事初回公開日: 2015年8月25日