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育毛剤の効果的な選び方・使い方とは?発毛剤との違いや抜け毛予防を解説

目次:

1.育毛剤と発毛剤の違いとは?

2.育毛剤を選ぶポイント

3.効果的な育毛剤の使い方

4.普段から積極的に抜け毛予防を

5.育毛のご相談はアデランスへ


抜け毛が気になり、育毛剤を使い始める人は多いでしょう。育毛剤を使うことで、抜け毛が予防され髪が元気になった人がいる一方で、育毛剤の効果を感じられない人もいます。この差は、育毛剤の選び方や使い方に原因があるかもしれません。

この記事では、育毛剤を選ぶポイントや使い方を解説します。おすすめの抜け毛予防策も紹介しますので、ぜひ日常生活の中で役立ててみましょう!


1.育毛剤と発毛剤の違いとは?

そもそも、「育毛」と「発毛」とでは、言葉は似ていますが、明確な定義があるとは言えません。

それでも分類するとしたら、下記のように言えます。

しかし、「育毛剤」と「発毛剤」とでは、市場に流通する商品単位で言葉が使い分けられています。これらは便宜上そう呼ばれているとも言えますが、ここではその呼び方で分類するという見方で説明します。

現在、「育毛剤」と「発毛剤」との違いは、どれだけ効果検証された結果があるかで分かれているといえます。
医薬品に分類される「ミノキシジル」という発毛作用が認められている成分が配合しているものは、発毛剤と呼ばれています。

ミノキシジルは、「ミノキシジル外用の発毛効果に関して,高い水準の根拠があるので,男性型脱毛症に 5% ミノキシジル,また女性型脱毛症に 1%ミノキシジルを外用するよう強く勧める」(※1)とされていて、薄毛治療薬としてAGAクリニックをはじめ、皮膚科でも広く使われています。

ミノキシジルの作用には、頭皮の血行促進と、髪を作る毛母細胞を活性化させる働きがあり、発毛効果が期待できます。しかし、アレルギー反応や頭皮のかゆみなどの副作用も報告されているため、医師や薬剤師と相談して使用することがおすすめです。

また、「飲む発毛剤」と呼ばれるものとして、「フィナステリド」「デュタステリド」が知られています。

こちらも医薬品ですが、ミノキシジルは薬剤師を通じてドラッグストアなどでも入手可能なのに対し、医師が診断したうえで処方箋の発行が必要になる医薬品となっています。
なお、フィナステリド、デュタステリドともに女性の使用は推奨されないものとなっています。

一方で、医薬部外品に分類されるものは育毛剤と呼ばれています。もちろん医薬品成分のミノキシジルは含まれていません。しかし、医薬部外品の有効成分として育毛効果の認められた成分が配合されており、ほかにも頭皮環境を良好に維持するための保湿成分などが配合されたものが数多く存在します。

医薬部外品(育毛剤) 医薬品(発毛剤)
根拠 「有効成分」として配合されている各成分に、育毛促進などの効果が認められているが、大規模な臨床試験などがされたものは少ない。 「医薬品」として登録された成分を配合している。大規模な臨床試験をもって脱毛改善の評価がされ、優良な結果を有しているものが多数。
入手方法 ドラッグストア、ネットなどで広く購入可能 薬剤師のいるドラッグストアや薬局、一部のネット販売および病院で入手(処方箋が必要なものもある)
定義 脱毛の防止、育毛の目的で使用され、人体に対する作用がおだやかなもの。(育毛剤の場合) 病気の診断、治療、または予防のために使用されるもの。

2.育毛剤を選ぶポイント

医薬部外品の育毛剤には、効果・効能として主に次のようなことが記載されています。

ドラッグストアなどで手軽に購入できる育毛剤ですが、期待される効果は多くあります。そして多くの種類があり、それぞれの特徴も異なります。自分に合う育毛剤を選ぶため、「成分」「使いやすさ」「使い続けられる価格」の3つのポイントで確認してみましょう。

2.1成分

育毛剤には、大きく「有効成分」と「その他の成分」という違いを持った成分が、各種配合されています。効果が期待できる成分をひとくくりに「有効成分」と呼んでいることはよくありますが、医薬部外品としての有効成分とは、 厚生労働省により育毛に対する効果が認められ、登録されている成分のことを言います。

この成分は現在多数あり、「育毛剤」と呼ぶためには、この「有効成分」が一定の濃度で配合されていることが必要です。
そして「有効成分」以外の成分は、「その他の成分」と呼ばれ、商品の容器にもそれぞれ分けて記載されます。

それらには次のような成分があります。

「有効成分」

「その他の成分」

その他の成分でも髪に有用な効果が、研究の結果得られているものもあります。それぞれの成分別にチェックしてみるのもよいかもしれません。

2.2使いやすさ

育毛剤が頭皮に塗布しやすいかなど、使いやすさも育毛剤選びのポイントです。育毛剤の出し口は一般的に、「エアゾールタイプ」「ミストタイプ」「ノズルタイプ」の3タイプに分かれ、それぞれに特徴があります。

「エアゾールタイプ」

ガスの圧力で噴射するスプレー式のタイプです。噴射力が強いため、毛量に関係なく頭皮まで育毛剤が届き、手軽に塗布ができます。噴射範囲を狭くし、頭皮により届きやすくした「ジェットタイプ」と呼ばれるものも多く見かけます。

「ミストタイプ」

ミスト状になって、広範囲に育毛剤を塗布できるタイプです。噴射力が弱いため、毛量が多い人は頭皮まで届かずに髪の表面に付く可能性も。髪をかき分けて、頭皮に塗布する必要があります。容器タイプをコンパクトにし、持ち運びしやすくしたものもあります。

「ノズルタイプ」

ノズルの先端を頭皮に当てて、育毛剤を塗布するタイプです。直接頭皮に当てることができるため、毛量に関係なく使えます。ただし、使い方によっては頭皮から垂れて顔にまで流れる場合もあるので、使用時に注意が必要です。

2.3使い続けられる価格

育毛剤の効果を実感するためには、3ヵ月~6ヶ月は使い続けるべきといわれます。そのため、長期間に渡って購入し続けられる価格であることも、選択の基準となります。

育毛剤の価格は、安いものなら1,000円ほどから、高いものは1万円以上とさまざまです。メーカーによっては、まとめ買いや定期購入の契約で割引などを実施しているケースもあります。自分が無理なく、6ヶ月以上といった長期的に購入できる価格の育毛剤を探してみてください。

ただし、価格と効果が必ず比例するとは言えないものの、高価なものは多様な成分が配合されているなど、それなりの工夫がされているものも多く、価格や内容のバランスを考慮して選択すべきといえます。

3.効果的な育毛剤の使い方

育毛剤の効果を発揮させるためには、育毛剤選びも大切ですが、育毛剤の使い方も重要なポイントです。適当に育毛剤を使っていたら、本来の効果が発揮できないかもしれません。

育毛剤の効果を高めるために、使い方についても確認してみましょう。

3.1用法・用量を守って使う

育毛剤のパッケージや、取扱説明書などに記載されている用法・用量を守って使いましょう。用法・用量は、メーカーが試験結果などから得た、推奨使用法です。

メーカーが推奨する用法・用量より少ない場合は、育毛効果の期待が低くなる可能性があります。逆に多すぎる場合は、頭皮のトラブルを招くことも。記載内容を確認して守ることが、育毛剤を使うときに重要とも言えるでしょう。

3.2頭皮マッサージをする

元気な髪を育てるためには、頭皮の血行を良くする頭皮マッサージが有効です。育毛剤使用時に頭皮マッサージを行うことで、より高い育毛効果が期待できるでしょう。

頭皮マッサージは、手指の使い方によって3つの基本的な形があります。

頭皮マッサージには血流改善の他にも、毛穴に育毛剤をすり込むことや、頭皮の新陳代謝を活発にし、リラックス効果もあるとされています。気持ちいいと感じる方法で、頭皮マッサージを試してみてください。

育毛のための正しい頭皮マッサージとは

3.3タイミングは朝晩1日2回

育毛剤の用法が1日2回と記載されている場合は、朝晩の2回がおすすめです。朝に髪をセットする前と、晩に入浴してドライヤーで髪と頭皮を乾かした直後のタイミングで使うことで、育毛効果を高めることが期待できるでしょう。

育毛剤の成分は、清潔な頭皮に浸透しやすいとされています。そのため、1日の中で頭皮が清潔で乾いたときのシャンプー・ドライヤー後が、育毛剤を使うベストタイミングです。

一定時間を空けて育毛剤を使用するため、次に頭皮が比較的清潔な状態である朝が、もう一つのベストタイミングとなります。ただし、朝シャンプーする場合は慌ただしさから十分に汚れが落ちていなかったり、乾燥も不十分になりがちで、育毛剤を使用するのにベストなコンディションとならないことも懸念されます。髪と頭皮は晩に洗って、育毛剤は朝晩のタイミングで使うのがおすすめです。

4.普段から積極的に抜け毛予防を

髪を元気にするためには育毛剤の活用だけでなく、普段から積極的に抜け毛予防をすることも大切です。抜け毛の予防をすることで、育毛剤の効果が相乗的に高まる可能性もあります。

抜け毛予防のために、抜け毛が起こる要因とおすすめの予防策を紹介しましょう。

4.1抜け毛の要因とは

男性に多い抜け毛(男性型脱毛症)の要因は、テストステロンという男性ホルモンの関与です。テストステロンが強力な男性ホルモンに変化し、髪の細胞が反応して髪の成長サイクルが短縮し、太く長い髪に成長しにくくなります。

また、生活習慣の乱れも抜け毛に影響を及ぼすといわれています。偏った食事は栄養不足を招き、毛根の細胞に十分な栄養が届かず、結果的に、抜け毛につながる可能性が高まる恐れがあります。
その他に、睡眠不足、加齢、心的ストレス、頭皮への強すぎるマッサージ、過度なヘアケアなども抜け毛の要因になりえます。

4.2おすすめの予防策

抜け毛を少しでも減らすため、すぐに始められるおすすめの予防策は、「生活習慣」と「ヘアケア」それぞれの見直しと改善です。特に生活習慣を改善することは、髪のためだけではなく、体の健康にもつながります。

「生活習慣の見直し」

「ヘアケアの見直し」

5.育毛のご相談はアデランスへ

抜け毛や薄毛が気になる人は、育毛剤を使うことで頭皮の状態が良くなる可能性があります。6ヶ月から1年のスパンで、根気強く育毛剤を使い続けてみましょう。育毛剤の効果を実感できるように、自分に合う育毛剤を選び、正しく効果的な使い方をすることが重要です。

育毛剤を使ってもイマイチ効果が実感できない人は、専門機関への相談をおすすめします。アデランスでは無料で育毛に関することはもちろん、髪についての悩み相談などにも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

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出典:(※1)男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版


記事初回公開日:2015年9月29日