CSR

社会・地域貢献

アデランスグループの商品をご利用いただくお客様以外にも、自社の強みを社会で活かすことで、社会に広く笑顔やよろこびを広げることができないかと考え、国内外で様々な活動に取り組み続けています。

子どもたちの笑顔のために

愛のチャリティ

 1978年から「愛のチャリティ」を実施しています。
 当チャリティは「お子さまの髪の悩みを心の傷にしないために」をテーマに、病気やケガなどの理由で脱毛に悩む4歳から15歳のお子さまに、笑顔を取り戻していただくため、売上金の一部を利用してウィッグをプレゼントするものです。
 なお、当チャリティは、毎年クリスマスの時期に期間を限定して、実施しておりましたが、より多くのお子さまに喜んでいただくために、2012年9月から年間を通して行うことにいたしました。また2014年より、すぐにウィッグが必要なお子さまたちのために、従来のオーダーメイド・ウィッグだけでなく、レディメイド・ウィッグ(既製品)もプレゼント対象に加わりました。

愛のチャリティ
愛のチャリティ

年度贈呈数
2012年  123枚
2013年  172枚
2014年  265枚
2015年  343枚
2016年  336枚
2017年  315枚
2018年  330枚
2019年  308枚
2020年  333枚
2021年  383枚
2022年  402枚



サンタスマイル活動

 クリスマスの時期に、自宅に帰れないお子さまのために病院を訪問し、プレゼントをお渡しする「サンタスマイル活動」を30年以上継続しています。2022年には全国9ヵ所の病院に訪問し、それ以外に24病院にプレゼント贈呈を行いました。

サンタスマイル活動

サンタスマイル活動


NPO法人JHD&Cへの協力

 2015年3月より NPO 法人 Japan Hair Donation & Charity(JHD&C=ジャーダック)の活動に協力しております。JHD&C は、ヘアドネーション(髪の寄付)によって製作した人毛 100%のオーダーメイドフルウィッグを、病気などでウィッグを必要とする子どもたちに無償提供している NPO法人です。当社では、2015年3月からJHD&Cへの協力を開始し、2016年4月からはウィッグの製作協力を行っています。2018年9月には売り上げの一部がウィッグの製作に役立てられる「ヘアドネーション支援自動販売機」を本社や一部店舗などに設置し、10月には当社病院内ヘアサロンなどを賛同美容室に登録するなど、幅広くコラボレーションしております。

ご参考URL: https://www.jhdac.org/jhdac_aderans.html



JHD&C親子イベントへの協力

 JHD&C親子イベントに協力し、ウィッグ試着体験用のウィッグ提供や試着サポートを実施しています。

JHD&C親子イベントへの協力
JHD&C親子イベントへの協力


JHD&Cヘアドネーション支援自動販売機の設置

 「ヘアドネーション支援自動販売機」は、JHD&Cとコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が連携した自動販売機で、売り上げの一部が寄付され、ウィッグの製作などに役立てられる仕組みになっています。2018年8月に、当自動販売機をAD本社ビルに設置しました。

ヘアドネーション支援自動販売機の設置
ヘアドネーション支援自動販売機の設置


JHD&C賛同美容室に登録

 JHD&Cの活動は、現役で働く全国の美容師の有志によって支えられています。ヘアドネーション用のカットや頭の採寸、スタイルカット(ウィッグ用のヘアカット)等のさまざまな作業を美容師が本業の傍ら行っております。2018年より、病院内ヘアサロン35店舗(2023年2月末現在)と一部の店舗をJHD&C賛同美容室に登録し、該当店舗では、ヘアドネーション希望ドナーの受け入れやドネーションカット等が可能になりました。



JHD&Cに手指用薬用消毒ジェルとフェイスシェルターの寄贈

 NPO法人JHD&Cでは、今もなおウィッグを待ち続けているお子さまに少しでも早くウィッグを届けるために、2020年5月下旬より活動を再開されました。各地から集まった寄付毛を1つ1つ丁寧に手作業で仕分けするスタッフの方々に手指用薬用消毒ジェルとフェイスシェルターを寄贈しました。

手指用薬用消毒ジェルとフェイスシェルターの寄贈
手指用薬用消毒ジェル「RiBiJo」とフェイスシェルターの寄贈


アデランス×JHD&C×資生堂 医療用ウィッグを共同開発

 当社とJHD&C、資生堂3者の、一人でも多くの髪にお悩みをもつ方の力になりたいという思いが一致し、より自然な黒髪を表現するために、人工毛髪を当社オリジナル配合比でブレンドした医療用ウィッグ「wig+(ウィッグプラス)」を共同開発し、2022年11月より販売開始しました。3者の役割は、JHD&Cが企画、当社が製造を担当し、資生堂がヘアデザインの監修、そしてオリジナルのバングメソッドを活用したヘアアレンジの提案を行います。当社と資生堂はCSR活動の一環としてノウハウを無償提供しました。

アデランス×JHD&C×資生堂 医療用ウィッグを共同開発
アデランス×JHD&C×資生堂 医療用ウィッグを共同開発


(英国)「The Little Princess Trust」を支援

 アデランス・ユーケー社は、がんやその他の 病気で髪を失ったお子さまに人毛のウィッグを提供している「The Little Princess Trust」を、2011年からサポートしています。同活動は、優れたボランティア活動として「Queen’s Award for Voluntary Service」を英国女王から表彰されています。 2020年には、アデランス・スウェーデン社、アデランス・ドイツ社によるグループシナジー活かした支援を開始し、子供たちの日常生活をより明るく、少しでも楽にできるよう、取り組みの輪を広げています。

「The Little Princess Trust」を支援
「The Little Princess Trust」を支援


世界子どもの日ユース・フェスティバルをサポート

 2018年11月に開催された世界子どもの日ユース・フェスティバルをサポートしました。同イベントは、世界の深刻な人権侵害をなくすことを目的に設立された、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウが主催されたものです。当社は、障害者女性活躍推進センター代表兼自立生活センターポカラ事務局長のアンジャナK.C様にフォンテーヌのウィッグを提供しました。

世界子どもの日ユース・フェスティバルをサポート
世界子どもの日ユース・フェスティバルをサポート


(米国)Hair Club For Kids

 ヘアクラブ社は、「愛のチャリティ」と同様のサポート活動として、6歳から17歳の髪に悩む子どもたちにウィッグをプレゼントする「Hair Club For Kids」を行っています。1992年からスタートし、20年以上継続して提供しています。

(米国)Hair Club For Kids
(米国)Hair Club For Kids


(米国)Toys for Tots

 アデランス・ヘア・グッズ社は、「子どもたちにおもちゃを」という思いから「Toys for Tots」活動を2018年から行っています。クリスマスの時期、恵まれない子どもたちに、未開封の新しいおもちゃを配っています。1年間で220個のおもちゃをプレゼントしました。

(米国)Toys for Tots
(米国)Toys for Tots


(米国)HairClub Cares: Christmas Toy Drive

 ヘアクラブは、クリスマスのホリデーシーズンに、どんな境遇にある子供でもクリスマスのプレゼントを貰えるよう、HairClub Cares: Christmas Toy Driveと題した活動をサルベーション・アーミーと共に行っています。この活動は地域社会に貢献する活動で、ヘアクラブスタッフは子供たちにおくるプレゼントの箱詰めやラッピングのお手伝いも行います。

(米国)HairClub Cares: Christmas Toy Drive
(米国)HairClub Cares: Christmas Toy Drive


(タイ)給食・教科書代を寄付

 タイにあるワールド・クオリティ社は、工場の近くにある幼稚園、小学校に、給食および教科書・参考書の費用の支援を行っています。

給食・教科書代を寄付
給食・教科書代を寄付


社会・地域のために

理美容業界等に向けて 「フェイスシールド」約35,000個を寄贈

 新型コロナウイルスの流行が長期化する中、引き続き徹底した感染症対策と衛生管理が必要とされる理美容の現場に向けたサポートとして、全国理容生活衛生同業組合連合会に『ADフェイスシェルター』を寄贈しました。また、理美容業界同様に感染症対策が必要とされる福祉事業団体等への寄贈も行っています。

寄贈内容
・フェイスシールド『AD フェイスシェルター』 約35,000個

主な寄贈先
・全国理容生活衛生同業組合連合会
・日本ロジステック株式会社
・社会福祉法人台東区社会福祉事業団
・旭器機サービス株式会社
・社会福祉法人立川市社会福祉協議会
・株式会社マイロジスティクス

理美容業界等に向けて 「フェイスシールド」約35,000個を寄贈
全国理容生活衛生同業組合連合会 大森 利夫 理事長(左)と
当社社長の津村佳宏(右)


(ラオス)工場を臨時の医療施設として提供

 長期化する新型コロナウイルスの流行に対して、ラオスに工場を持つ企業として、現地の方々へ貢献できることはないかと考え、検討した結果、サワンナケート工場を閉鎖し、建屋を同国へ寄贈することを決定しました。
医療機関の少ない同国では、新型コロナウイルスの急拡大により医療施設や病床の不足が深刻化していたことから、2021年7月からは、サワンナケート工場の建屋を臨時の医療施設としてサワンナケート県へ貸し出し、2022年1月に建屋を寄贈しました。また、支援物資の提供や義援金の寄付など、継続的な支援も行っています。

(ラオス)工場を臨時の医療施設として提供
ラオス国政府より感謝状を受け取る当社社長の津村佳宏(左)と
フォンサムット・アンラワン特命全権大使(中央)、
アデランス・ラオス社会長の千藤伸一(右)


(タイ)コロナワクチン接種支援を実施

 2022年5月、ウィッグの製造などを行うワールド・クオリティ社(以下、WQC)では、新型コロナウイルス感染症への対策支援として、140名分のブースタードーズ(追加接種のためのワクチン)を購入し、「チュラボン王妃病院」に寄贈しました。寄贈されたワクチンは、接種支援のために役立てられました。
 タイでコロナ蔓延が深刻だった頃、連日ニュースにてワクチン接種できていない方達がいることが報道されていました。そこで、現地での検討により、WQC・CSR活動委員会により募金活動を実施。廃材の売却益と支援金を合わせた資金により、ブースタードーズは購入されました。寄贈後には、チュラボン王妃病院より感謝状を授与されました。

コロナワクチン接種支援を実施


(フィリピン)医療現場の最前線にいる医療従事者に新型コロナウイルス感染症感染防止支援物資を寄贈

 ウィッグの製造などを行うアデランス・フィリピン社では、本社のあるクラーク経済特別区が進めている「Help Us Help Our Frontliners」キャンペーンに賛同し、マスクやゴーグルといった、新型コロナウイルス感染症感染防止の個人用保護具を、同区内の医療現場に寄贈しました。

医療現場の最前線にいる医療従事者に新型コロナウイルス感染症感染防止支援物資を寄贈
医療現場の最前線にいる医療従事者に新型コロナウイルス感染症感染防止支援物資を寄贈


(フィリピン)社員や家族の健康や安全の取り組み

 アデランス・フィリピン社では、「従業員と家族の福利厚生を考える会」「安全と健康を考える会」など、社員主導による取り組みを行っています。

社員や家族の健康や安全の取り組み
社員や家族の健康や安全の取り組み


福祉施設でヘアカットボランティア

 2018年7月、日生デイサービスセンター南長崎と赤羽台で行われた「ハサミの日ヘアカットボランティア」に4名の新入社員が参加しました。この活動は、学校法人山野学苑と一般社団法人国際美容協会がハサミの日の記念行事として毎年実施しています。当社が、「ハサミの日」のヘアカットボランティアに参加するのは今回が初めてになります。

福祉施設でヘアカットボランティア
福祉施設でヘアカットボランティア


「ブラインドメイク講習会」の開催 日本ケアメイク協会に賛同

 一般社団法人日本ケアメイク協会の理念に賛同し、2019年6月に視覚障害者が自ら化粧を行う「ブラインドメイク講習」を開催しました。同協会では、高齢の方・認知症の方・障がいのある方・疾病のある方等の福祉領域の対象の方が実践できる“ケアメイク”のモデルを確立し、その活動を広く普及するための活動を行っています。

「ブラインドメイク講習会」の開催 日本ケアメイク協会に賛同
「ブラインドメイク講習会」の開催 日本ケアメイク協会に賛同


視覚障害者の発案から生まれた
ユニバーサルデザイン化粧パレット『BLINDMAKE UD パレット』を開発

 これまで医療用ウィッグ開発において患者さまの“外見ケア”と向き合ってきたアデランスでは、外出を控えてしまう、人に会いづらい、心理的にふさぎ込んでしまうなど“ルックスケア”に悩みを抱える視覚障害者の方々をメイクを用いて応援したいという想いのもと、化粧パレット『BLINDMAKE UDパレット』を発売し、どんな方にも使いやすいユニバーサルデザインを採用しています。商品化にあたっては、一般社団法人日本ケアメイク協会で「BLINDMAKE」を広める活動を行う視覚障害者の方々と共同で開発を行いました。

視覚障害者の発案から生まれたユニバーサルデザイン化粧パレット『BLINDMAKE UD パレット』を開発




アートを通じた障害者の皆様の支援

 多様な個性に寛容なインクルーシブな社会の実現を目指し、障害者の皆様の経済的自立、社会参加を目的とした支援を行う障害者アート活動に賛同した取り組みを行っています。
 支援の取り組みの第一弾として、2021年のCSRコミュニケーションレポートの表紙絵より、障害者アートの作品を活用させていただきました。
 2022年では、CSRコミュニケーションレポートの表紙絵のほかに、障害者アート作品を活用したお客様向けノベルティ、2023年会社カレンダーなど、コラボレーションが広がってきています。

アートを通じた障害者の皆様の支援
2022パラアートTOKYOの会場を訪れた当社社長の津村佳宏


「大阪府SDGs・健活10スペシャルマッチデー」に協賛

 府民が生涯にわたって主体的な健康づくりに取り組む『健活10』をキャッチコピーに活動を行っている大阪府の理念に賛同し、2018年9月に開催された「大阪府SDGs・健活10スペシャルマッチデー」を協賛しました。当社は乳がんの早期発見・早期診断、早期治療を支援する「ピンクリボン活動」を行い、来場者への啓発活動を実施しました。

「大阪府SDGs・健活10スペシャルマッチデー」に協賛
「大阪府SDGs・健活10スペシャルマッチデー」に協賛


(英国)金メダリストのジョアンナ・ロウセル氏へウィッグ寄贈

 2012年ロンドンオリンピック・2016年リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得した英国自転車競技のジョアンナ・ロウセル氏は、子供の頃から脱毛症に悩んでいました。ロウセル氏はオリンピックのセレモニーの際に、アデランスUK社を訪れ、同社は無料でウィッグを提供しました。2015年7月に執り行われた結婚式の際にも当社が提供したウィッグを着用し、その写真が英国の人気雑誌「Hello」誌に取り上げられ大きな話題になりました。

金メダリストのジョアンナ・ロウセル氏へウィッグ寄贈
金メダリストのジョアンナ・ロウセル氏へウィッグ寄贈


アデランスUK社のウィッグアンバサダー ジョアンナ・ロウセル氏来日イベントを開催

 2018年4月にジョアンナ・ロウセル氏の初来日を記念したイベントを開催しました。イベントでは第1部「円形脱毛症に関するプレスセミナー」、第2部「アデランスのグローバルCSR活動に関する説明会」を行いました。イベント出席者に、円形脱毛症への更なる理解を深めていただき、また当社のグローバルかつ永続的で健全なCSR活動についても知っていただく機会となりました。

アデランスUK社のウィッグアンバサダージョアンナ・ロウセル氏来日イベントを開催
アデランスUK社のウィッグアンバサダー ジョアンナ・ロウセル氏来日イベントを開催


アーム治具を自作

 店舗では、お客様のことを考え、どうすれば喜んでいただけるかを実践しています。ヘアサロンこもれび九州がんセンター店では、喉の手術をされたお客様はヘアカットガウンがそのままでは息苦しいと感じられることから、店舗のスタッフがアームを自作し、お客様が座られる椅子に取り付け、施術中でも苦しくないようにしました。

アーム治具を自作
アーム治具を自作


車いすサビ取りボランティア

 日赤和歌山医療センター内「こもれび」(当社病院内ヘアサロン)スタッフは、お客様の笑顔のために「自分たちにできることはないか」を探し、ボランティアで病院の車いすのサビを取りました。約7カ月で80台の車いすを磨きました。(2014年11月~2015年6月に実施)

車いすサビ取りボランティア
サビ取り前

車いすサビ取りボランティア
サビ取り後


介護施設等でのウィッグを活用したファッションショー

 介護施設等にて、ウィッグを活用したファッションショーのサポートを行っています。2014年10月には、医療法人社団石橋内科(本部:兵庫県姫路市)と協働で、デイサービス施設利用者様によるウィッグファッションショーを開催しました。

介護施設等でのウィッグを活用したファッションショー
介護施設等でのウィッグを活用したファッションショー


(タイ)福祉支援自動販売機の設置

 ワールド・クオリティ社は、貧困や障害に苦しむ子どもたちを支援する自動販売機を設置しました。自動販売機の売上の一部は地元の聴覚障害者支援学校や教育を受けられない子どもたちの支援に役立てられています。

(タイ)福祉支援自動販売機の設置
(タイ)福祉支援自動販売機の設置


(ラオス)義援金と支援物資を提供

 2018年7月にラオス・アタプーで発生した水害被害に対し、ラオ・クオリティ社では古着やサンダル、即席麺などの支援物資と義援金を寄付しました。また、災害支援受付場所へ届ける際、ラオ・クオリティ社の社員がボランティアにも参加しました。

(タイ)福祉支援自動販売機の設置
(タイ)福祉支援自動販売機の設置


(アデランス台湾社)障害者施設での無料ヘアカット

 アデランス台湾社は、ボランティア団体からの呼びかけに賛同し、2012年から高雄市内で週に1回程度、障害者施設を訪問し、無料カットを行っています。2015年には、基隆市の美容室オーナーから要望があり、同市内でも始めました。この活動は社員の技術力アップにもなるため、今後も継続して行っていきます。

(台湾)障害者施設での無料ヘアカット
(アデランス台湾社)障害者施設での無料ヘアカット


(英国)「レディスナイト・チャリティファッションショー」を開催

 アデランスUK社は、イギリスのブライトンでCSRイベント「レディスナイト・チャリティファッションショー」を開催しました。「レディスナイト・チャリティファッションショー」は、脱毛で悩まれる方が多くいることを広く社会に伝え、脱毛についてのサポートを呼びかけることを目的に開催したものです。

(英国)「レディスナイト・チャリティファッションショー」を開催
(英国)「レディスナイト・チャリティファッションショー」を開催


(台湾)無償レンタル用のウィッグを寄贈

 アデランス台湾社は、2017年に店舗の展示サンプル品を、高雄市内の病院へ寄贈しました。病院内ヘアサロンの出店を模索する中、台湾ではウィッグの無償レンタルに需要があることがわかり、レンタル用として寄贈することになりました。2018年には、台中市にある病院へウィッグ10枚と脱毛時用帽子20枚を寄贈しました。

無償レンタル用のウィッグを寄贈
無償レンタル用のウィッグを寄贈


(フィリピン)職場環境の充実度で表彰

 アデランス・フィリピン社は、2013年にフィリピンの労働省管轄のMDG ACHIEVEMENT FUNDから、社員に対する職場環境の充実、福利厚生面での促進、社員の家族に対して配慮されているとして表彰されました。

職場環境の充実度で表彰
職場環境の充実度で表彰


(フィリピン)フィリピン台風被害(2013年11月) への被災者支援

 2013年11月、フィリピン中部を襲った台風30号の被災者に対し、フィリピンの子会社であるアデランス・フィリピン社(API)が、被害状況を鑑みて、地元の赤十字社に義援金を寄付しました。また、テレビ局に対して、即席麺などのインスタント食品と、社員から集めた募金を寄付しました。

フィリピン台風被害義援金
金子工場長が地元の赤十字社へ義援金を寄付


人工毛髪による人毛使用率の削減

 これまでほとんどのオーダーメイド・ウィッグには人毛が使われていました。また、人毛は調達方法について倫理的な問題が指摘されることもあります。アデランスグループでは、安定供給等の観点から、1983年より人工毛髪の研究を始め、人毛に劣らない人工毛髪の開発に成功し、1991年より「サイバーヘア」「バイタルヘア」「サイバーエックス」などの商品として提供しています。

人工毛髪による人毛使用率の削減
人工毛髪による人毛使用率の削減


第三の機能性人工毛の開発に成功

 2022年10月、繊維学の世界的権威で当社の学術顧問、東京工業大学物質理工学院の鞠谷 雄士特任教授と共同研究の下、約15年間の研究期間を経て、機能性人工毛「CYBER X(サイバーエックス)」を新たに開発しました。ポリアミドとポリエステルからなる海島(うみしま)構造に仕上げることで、天然毛髪に近いツヤ感を再現しています。また、海島構造によるツヤ消し技術が進化したことで、二次加工の工程で発生する廃棄物の削減にも成功しました。

第三の機能性人工毛の開発に成功


フィリピン工場増設

 2002年、フィリピンのクラークに設立し、男女オーダーメイド・ウィッグの製造および輸出、人工毛髪「サイバーヘア」の生産を行っています。2013年にオーダーメイド・ウィッグの毛植え工程専門工場として、第2工場が稼働を開始しました。

フィリピン第2生産工場
フィリピン第2生産工場


ラオス工場の稼動

 新たな生産拠点として、ラオスのヴィエンチャン工場にてオーダーメイド・ウィッグの毛植え工程の委託生産を2012年に開始しました。2017年に同工場を運営するラオ・クオリティ社をグループ化し、ワールド・クオリティ社から届く商品の毛植えをメインに行っています。

ラオス工場の稼動
ラオス工場の稼動


国連グローバル・コンパクトへの取り組み

 2014年4月、アデランスグループは「国連グローバル・コンパクト」に署名し、参加企業として登録されました。
 アデランスグループは、国連グローバル・コンパクトの趣旨に賛同し、広く社会に貢献するグローバル企業として、社会的課題に自社の強みを生かして取り組み、持続可能な社会の実現に努力してまいります。

国連グローバル・コンパクトに加盟
国連グローバル・コンパクトに加盟


米国フロリダ州知事の表敬訪問

 2013年11月、米国フロリダ州知事リック・スコット氏が、アデランス本社を訪問し、当社の病院内ヘアサロンの取り組みや、米国現地会社ヘアクラブ社買収による雇用創出の面で高い評価をいただきました。

米国フロリダ州知事の表敬訪問
米国フロリダ州知事の表敬訪問




がん患者さまなどへの支援

アデランスグループでは、抗がん剤治療等による脱毛に苦しむ人々に向けた支援を進めています。

第5回ホワイト企業アワード「健康経営」部門で受賞

  「がん罹患者就労支援に関する規程」の制定など、“がん”に対する取り組みが評価され、ホワイト企業認定制度を展開する一般財団法人日本次世代企業普及機構(代表理事:五味田匡功、通称:ホワイト財団)が主催する『第5回ホワイト企業アワード』の「健康経営」部門を2020年3月に受賞しました。

第5回ホワイト企業アワード「健康経営」部門で受賞
第5回ホワイト企業アワード「健康経営」部門で受賞


がんサバイバーのための「ヘルスケアアカデミー」のサポート

 一般社団法人キャンサーフィットネスが主催されている「ヘルスケアアカデミー」のサポートをしています。キャンサーフィットネスは、「がんになったら運動しよう!」を合言葉に、体力作り支援・がん治療後の自己管理の支援といった活動をされている団体で、がん患者さまを対象にした様々な種類の「運動教室」と、治療後の人生のQOLを向上するために自分の健康管理の方法を学ぶ「ヘルスケアアカデミー」を開催されています。

がんサバイバーのための「ヘルスケアアカデミー」のサポート
がんサバイバーのための「ヘルスケアアカデミー」のサポート


ピンクリボン運動への協賛

  乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるピンクリボン運動を応援しています。ピンクリボンバッジを配布するとともに、「ピンクリボンマーク」スタンドを全営業店の受付に設置し、社員への意識づけを心がけています。2019年は、東京で開催されたピンクリボンスマイルウオークに9回目となる参加を行いました。

ピンクリボン運動への協賛
ピンクリボンスマイルウォーク


「One Worldプロジェクト」でウィッグの「お手入れ支援サービス」

  東日本大震災で被災された、がん患者さまに対して医療向けウィッグなどのケア用品を届ける支援団体「One Worldプロジェクト」の活動に賛同し、ウィッグの「お手入れ支援サービス」を開始しました。これは、同団体が寄付したウィッグを、フィット感を持ちながら長く使っていただくために、ウィッグのメンテナンスのサポートを行うものです。
 当初は2019年6月までの予定でしたが、One Worldプロジェクト担当者様からの、支援を継続してほしいとの声に応えるために、東日本大震災から10年の節目の年にあたる2021年6月30日(水)まで延長しました。
 当社の持つウィッグの取り扱い技術と理美容技術を活かして、今後も被災された方々のお役に立ちたいと考えています。

One Worldプロジェクト
One Worldプロジェクト


「ピンクリボンのお宿ネットワーク」に協賛

 誰の目も気にせず旅に出かけてもらい、患者さまに、心ゆくまで旅館・ホテルでの入浴などを楽しんでいただきたいという設立趣旨に共感し、2012年7月の設立以来「ピンクリボンのお宿ネットワーク」を応援、協力しています。全国の病院内ヘアサロンでお宿情報満載のフリーペーパーを配布しています。

「ピンクリボンのお宿ネットワーク」に協賛
「ピンクリボンのお宿ネットワーク」に協賛


東京都主催「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業」にて奨励賞を受賞

 東京都が主催する「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業」において、アデランスは奨励賞を受賞致しました。がんに罹患した社員への支援プロセスが明確化していること、がんの罹患を理由にした退職者が0であるという、当社の取り組みが評価されました。

東京都主催「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業」にて奨励賞を受賞
東京都主催「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業」にて奨励賞を受賞


(米国)米国乳がん研究協会への寄付

 ボズレー社は、2014年から年に1回米国乳がん研究協会へ一定金額の寄付を実施しています。2015年より取り組みに対する社員のモチベーションを高めるため、内容の見直しを図りました。これまでの一定金額から、ピンクリボン月間である10月の売上に応じて、その一部を寄付する方法に変更。期間中、社内はピンクリボンを象徴するピンク色に彩られたり、パソコン上に現状の寄付金額を表示したりと社員の意識が高まるような工夫を施しています。現時点でボズレー社は25万ドル以上を米国乳がん研究協会へ寄付しています。

(米国)米国乳がん研究協会への寄付
(米国)米国乳がん研究協会への寄付
(撮影日:2022年)


(米国)支援団体へのウィッグ寄贈

 アメリカには、がん治療などでウィッグを必要とする患者さまを支援している非営利慈善団体があり、アデランス・ヘア・グッズ社では、その団体にウィッグを提供することで活動をサポートしています。ウィッグを購入することができない患者さまのため、ウィッグ製造業者である強みを活かした活動を、約10年間継続的に行っています。2018年では6団体に約1,800枚のウィッグを提供しました。



(米国)「Look Good Feel Better」をサポート

 「Look Good Feel Better」は、女性がん患者さまを対象に、治療中に影響を受けるアピアランスを改善するための美容テクニックを無償提供する支援を行っている団体で、今まで27カ国200万人を支援されています。アデランス・ヘア・グッズ社はQOL向上のアイテムとして、同プログラムに約8,000ドル分のつけ毛を提供しました。



(英国)抗がん剤等の脱毛に悩む患者さまを支援する「My New Hair」をサポート

 アデランス・ユーケー社は、世界的ヘアスタイリストであり、大英帝国勲章(MBE)を授与されたトレバー・ソルビーさんが行う「My New Hair」活動を支援しています。また、抗がん剤等の脱毛に悩む患者さまを支援するため、練習用ウィッグの提供と美容師への技術指導を行っています。

「My New Hair」への支援
「My New Hair」への支援


(べネルクス)がん患者さまと家族を支援する財団「Stichting Nu Jij」を設立

 アデランス・べネルクス社フランシー・ヘアブティック店の店長であるレニー・ヴァン・ズンダートが、自身のがん罹患経験からがん患者さまをサポートする財団「Stichting Nu Jij」を設立し、アデランス・べネルクス社としても活動を支援しています。週末に様々なイベントを企画し、18~40歳の患者さま120名が参加されています。

(べネルクス)がん患者さまと家族を支援する財団「Stichting Nu Jij」を設立
(べネルクス)がん患者さまと家族を支援する財団「Stichting Nu Jij」を設立


(タイ)タイの病院等へウィッグの寄贈

 アデランスグループの生産拠点のひとつであるアデランス・タイ社では、病院等へのウィッグを2012年より寄贈しています。工場にて試作していたウィッグは、これまで運用上の問題で廃棄していましたが、2012年よりこれらのウィッグを寄贈し、ご利用いただけるようになりました。2017年は270枚、2018年は270枚、2019年は3つの病院に計130枚を寄贈し、開始以来累計で2,294枚のウィッグを寄贈してきました。また、これまではアデランス・タイ社のみの参加でしたが、2017年よりワールド・クオリティ社で製作したウィッグも寄贈を開始しました。従来のバンコク市内だけでなく、工場があるブリラム地域の病院にも提供しています。

タイの病院等へウィッグの寄贈
タイの病院等へウィッグの寄贈(2019年)


タイの病院等へウィッグの寄贈
タイの病院等へウィッグの寄贈(2018年)


タイの病院等へウィッグの寄贈
タイの病院等へウィッグの寄贈(2017年)


タイの病院等へウィッグの寄贈

タイの病院等へウィッグの寄贈
タイの病院等へウィッグの寄贈(2016年)


その他の支援

  • ・「がん緩和研究セミナー」への協力
  • ・大分大学との共同研究:抗がん剤治療の副作用である脱毛の予防
  • ・緩和ケアにヘアメイク講習(上智大学)


緩和ケアにヘアメイク講習
緩和ケアにヘアメイク講習