アデランス

目指せ美坊主!目指せイケメン住職!
人は髪型で、どれだけ変われるか!?
坊主がウィッグをこさえたら!~前編~

それじゃぁウィッグを作るためには、まずはカウンセリングを受けてもらおうと思う。

カウンセリングですか。

担当する、毛髪診断士の深野さんじゃ。

よろしくお願いします。深野です。

へぇ!毛髪診断士という資格があるんですねー。

そうなんじゃ、毛髪診断士は内閣府が認定する公益社団法人「日本毛髪科学協会」が認定する専門資格。アデランスの社員の資格取得数は企業や団体としては全国NO.1なんじゃ。(2014年10月1日時点)

なんかすごく、説明ゼリフっぽいですね。笑。

ちゃんと言わなければならないところをちゃんと言う。それが、わしの役目じゃからな。なんのためにわしがいると思ってるんじゃ!

・・・・・・。

さぁ、早速カウンセリングに入ろうかの。

それでは、始めますね。アデランスではウィッグを作る際に、まず綿密なカウンセリングを行ないます。髪は一人ひとり状態が違いますから、それをしっかり把握することがとても大切だからです。それと、カウンセリングの中で食生活や洗髪などの方法をお話しながら、髪に対する理解を深めていただいたり、改善方法などをアドバイスさせていただいています。

よろしくお願いします!

それではヘアチェックを始めますね。まずはこちらのタブレットで簡単な質問に答えてもらえますか。

家族に薄毛の人がいるかいないか、シャンプーの頻度、睡眠時間、いろいろな項目がありますね。

はい、いずれも毛髪に関係する基本的な質問になってます。石田さんはお酒がお好きなんですね。食事も味付けの濃い肉料理がお好みということですが。

そうなんですよ。私、お坊さんでもあるんですが、実はお笑い芸人をやっていまして、先輩によく飲みに連れて行ってもらうんで、どうしてもお酒の量が増えるんですよね。その結果、居酒屋メニュー的なものがどうしても多くなるので、濃い味ばかりになってしまうんですよ。

へぇ、お笑い芸人さんなんですか。確かに芸人さんて生活習慣に無頓着なイメージがありますよね。話を戻しますと、味付けの濃い肉料理ばかり食べていると、体内の血液がドロドロになると言われていますので、やはり髪によいとは言えません。やはり食生活などの生活習慣と育毛・発毛は切っても切れない関係だと言えます。

そうですよね。頭ではわかっているんですが・・・。やっぱりそうですよね・・・。

それでは、次は頭部全体を撮影していきますね。

うわ、普段この角度から見ることないから新鮮!それにしても、俺ってやっぱり頭の形いいよなぁ。あと、顔だってパーツパーツを見ると結構シュッとしていて、なかなか男前だよな、うん。ウィッグつけたら相当イケて・・・

顔を見てどうするんじゃ!頭を見なさい!(こいつ結構ナルシストだな・・・)つうか、そんな話どうでもいいから、次の準備!次は頭皮温度を測るらしいぞ。

へぇ、頭皮温度ってこういう機械で測るんですね。

あ、手は普通にしてていいですよ。

・・・・・・

へえ、これもすぐにタブレットで見られるんですね。

石田さんの頭皮温度は見たところ特に問題なさそうですので、つづいて頭皮を拡大して見ていきましょう。こちらの機械で写した頭皮映像がタブレットに出ますんでこちらもご覧ください。

うわ!なんか恥ずかしっ!僕の頭皮はどうですか?

ちょっとかさつきが目立ちますね。お風呂から上がったあと、お手入れしていますか?

え!?坊主頭でも髪の毛をケアしなければいけないんですか!?

はい。髪が短いとそのままで大丈夫と思っている人も多いですが、頭皮が濡れたままだと皮膚によくないんです。髪を乾かすドライヤーも頭皮を乾かす感覚で行わないと、のちのちダメージが出てきますよ。他にも、短髪だから体を洗う石鹸で頭も洗うなんて人もいますがそれもNGです。頭皮にはちゃんとシャンプーを使わないといけません。

自分、この頭だからいいやって、石鹸でやっていました。

それは今日からやめたほうがいいですね。さて次は、石田さんがどんな髪型にしたいかの話に進みましょう。ご希望の髪型をこちらのタブレットや資料を見ながら決めていきますね。

いやーいろいろあるから迷っちゃうな。

ちなみにこういったものもあるんですよ。パソコンで石田さんの写真を取り込んで、いろいろな髪型を合成するんです。

うわー!右下の写真、もはや大阪のおばちゃんじゃないですか!顔から下の見えない部分、トラとかの動物が大きく描かれたセーターを着てそうじゃないですか!!

ちょっとウケるかなと思ってやってみました。笑。もちろん、もっと真面目な髪型もできますよ。

確かに髪型のイメージは想像しやすくなりますね。ただこういう感じの髪型じゃないんですよね・・・。

それでは、石田さんのお顔の形を考えた場合、こういった、短くて清潔感のある髪型などはいかがですか?

うーーーーん。ポクッ!

それでは、サイドとトップの差があるこんな短髪は?

うーーーーん。ポクッ!

(心の声:なぜ、木魚を叩く・・・)

いやー、子どもの頃から髪をのばしたことがないんで、なんかこう前髪が“ふぁっさー”という感じの・・・

いきなりロングヘアーにされたいんですか?!

そう!チーーーーーーン!

(そうか! この人はきっとNOの時は木魚、YESの時は“りん(鈴)”を叩くようにプログラムされたロボットかなにかなんだ!)

・・・・・・。

さ、それではご希望のヘアスタイルを伺いましたので、頭の型を取る過程に入りましょう。

・・・・・・。

なんだ?このやりとりは。

というわけで、自分に自信をつけるためのウィッグ制作準備もいよいよ佳境。