抗がん剤治療と脱毛について

日本でのがんの現状

現代がんは、“不治の病”から“治る病気”へと変わりつつあります。

今やがんは「国民病」と言えるほど、日本人の生命と健康をおびやかす、重大な病気になっています。
食生活の欧米化、女性の社会進出、少子高齢化、そしてライフスタイルの変化などが要因と言われ、日本人のがんの傾向は年々移り変わっているのが現状です。

女性に増え続ける「乳がん」

1990年代前半→近年

日本女性が罹るがんの中で最も多いのが胃がんでした。

大腸がんと乳がんが、胃がんを抜いて増え続けています。
なかでも乳がんには、毎年4万人を超える人が罹患しています。
発見される年齢は、30代から増え始めて、40代後半から50代前半がピークとなり、社会や家庭の中で女性が最も活躍する年代に乳がんが増えています。

女性のライフスタイルの変化

乳がんの増加は、女性のライフスタイルの変化が関係していると言われています。乳がんの発生や進行には、 女性ホルモン(エストロゲン)が関わっていますが、初潮年齢の早まり、出産未経験、高齢出産、閉経年齢の高齢化などにより、エストロゲンに長くさらされる状態になります。
このような日本女性のライフスタイルの変化に、脂肪を多く摂取する食生活の変化なども手伝って、乳がんのリスクがアップしていると考えられます。

がん治療と抗がん剤

抗がん剤は、がん細胞の分裂や増殖を抑えたり、死滅させたりすることを目的とした薬剤です。
この治療では、効果が期待できる一方で、様々な副作用を伴うことがあります。なかでも脱毛は、患者さんにとって、とても憂鬱なことの一つです。薬剤の種類によって、脱毛しやすいものとそうでないものがありますが、特に乳がん治療に使用する抗がん剤は脱毛発現率が高いものが多くなっています。
抗がん剤とその副作用について事前に知っておくことで心の準備をしておきましょう。

抗がん剤と脱毛について

副作用や脱毛について、治療前にきちんと知っておきましょう。

抗がん剤は、がん細胞の分裂や増殖を抑えたり、死滅させたりすることを目的とした薬剤です。
この治療では、効果が期待できる一方で、様々な副作用を伴うことがあります。なかでも脱毛は、患者さんにとって、とても憂鬱なことの一つです。 薬剤の種類によって、脱毛しやすいものとそうでないものがありますが、特に乳がん治療に使用する抗がん剤は脱毛発現率が高いものが多くなっています。 抗がん剤とその副作用について事前に知っておくことで心の準備をしておきましょう。

抗がん剤と副作用に関する知識

抗がん剤の投与方法には、静脈注射と飲み薬があります。がん細胞の増殖を抑制する抗がん剤は、正常細胞にも影響を与えるため、その結果、副作用が起こるのです。 吐き気、おう吐、脱毛、白血球減少、手足のしびれなどの副作用は、同じ種類、同じ投与量でも、現れ方や程度に個人差があります。

抗がん剤による脱毛の原因

抗がん剤は、分裂が盛んな細胞を攻撃するため、がんの進行を抑えるだけでなく分裂の早い正常な細胞も攻撃してしまいます。
脱毛が起こるのもこのためで、毛髪を組織する細胞は分裂が非常に早く、脱毛が現れやすいのです。

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監修:がん患者生活をサポートする株式会社VOL-NEXT