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アデランスの研究開発 Case

科学的な裏付けのある自然素材桑白皮エキスの育毛力とは

科学的裏付けのある自然素材で製品開発
研究開発センターの育毛剤グループ

研究開発センターの育毛剤グループ

人生80年とも90年ともいわれる現代、〝健康〟は長い人生を楽しむためにはなくてはならないものだ。香川県丸亀市の富士産業株式会社は、「健康のお手伝いをするのが私どもの使命」と、科学的裏付けのある〝自然素材〟にこだわり、研究開発・生産・販売の一貫体制のもとで高品質の製品・サービスの提供に努めている。

研究開発において特に大切にしているのが、「お客様の声」。例えば育毛剤では、今までに培ったノウハウを活用して研究開発力の強化をすすめ、まつ毛用美容液・まゆ毛用美容液などの新たな製品づくりに取り組む一方、通信販売ブランド「ウェルベスト」でも、薬剤師や毛髪診断のプロのスタッフが健康や髪の悩みに応えることでお客様第一に徹して対応、品質向上を目指す。

研究開発センターの育毛剤グループを率いる稲井孝典研究員は、香川大学大学院から9年前に入社した。

桑白皮(そうはくひ)エキスは毛髪の休止期を成長期に変える

育毛剤に使われる桑白皮エキスとは、どのようなものなのでしょうか。

稲井孝典:桑白皮が発売されたのは20年程前です。桑白皮とは桑の根の皮です。桑白皮エキスは、一般的には出回っていますが、我が社では有効性のある部分を特殊に抽出して製品化しています。そのエキスは、ウサギで育毛試験を行なったところ、劇的な効果が得られました。

    

その試験には、どのようなウサギを使ったのですか。

稲井:人には毛が生える成長期、成長が止まる退行期、そして抜ける休止期がありますが、それはモザイク状でランダムですから、どこが薄毛になっているかはなかなか見えません。

動物も同じく毛周期があり、ニュージーランドホワイト種ウサギの体毛は、生後約22週齢で全身が休止期に入り、約6週の間発毛が停止した毛の生えてこない状態が続きます。この休止期の部分に各種薬剤を塗布し、発毛に有効な薬剤を調べた結果、特殊製法で抽出した桑白皮エキスに、顕著な毛周期を変換させる作用を見つけ出したのです。

毛周期が変わるのですか。

稲井:そうです。休止期の状態を、成長期の状態に変えるのです。

桑名皮フ科の桑名隆一郎院長が御社の桑白皮エキスの研究開発に関わっていますね。

稲井:桑名先生と我が社の関わりは、ニンニクを使った入浴剤の臨床試験を徳島大学医学部に依頼したときからです。当時、桑名先生は皮膚科の医師として在籍されていました。先生自身も、毛包細胞培養の研究を進められていて、我が社の「育毛剤を開発したい」という強い思いと一致したのです。

この桑白皮が育毛にも効果があると分かったのは、どのようなきっかけからでしょうか。

稲井:桑名先生は、脱毛で悩んでいる高齢の患者さんから、「焼酎漬けにした桑の根を塗れば毛が生えてくる」という話を聞いたそうです。

その話を聞いた我が社の研究室では、ちょうどウサギを使ってさまざまな生薬の試験をしている時でしたので、「桑白皮エキスを試しに塗ってみよう」と塗布したところ、毛が生えてきたそうです。

それは偶然の産物なのですか。

稲井:偶然といえば偶然ですね。生薬の研究のきっかけというのは、昔からの民間療法だったり、昔の書物、例えば「本草綱目」のようなものだったり、地方に伝わる伝承だったりします。

有効成分は何だったのですか。

稲井:いろいろな成分が入っていますが、まだこれだとはいえません。生薬は〝複合的に効く〟〝輪になって効く〟ということもあるので、一つの成分をとってしまったら効果が無くなるということもあるので、そこは慎重に研究を進めなければなりません。

もちろん、臨床試験でもいい結果が出て、学会発表されていますね。

稲井:男性の脱毛症の方、女性の脱毛症の方の両方で臨床試験を行い、最も早い学会発表は1994年のことです。  我が社の桑白皮エキスの塗布は朝晩2回を推奨しています。桑白皮エキスの体感は人それぞれで、通常では6カ月ほど使っていただかないと写真に写して分かる程度にはならないのですが、4カ月で目に見えて毛が生えたことが分かる人もいます。

毛髪に対する新たな効果を出す自然素材の研究を進める

桑白皮エキスを超える新たな研究開発というものはありますか。

稲井:桑白皮エキスのような毛周期を変えるという効果は難しいですね。しかし、毛髪への別の効果、作用機序が違うものを探すという点では期待していただいていいと思います。

桑白皮エキスの有効性の確認
3週間目のウサギの状態(左写真)は、桑白皮エキス塗布部にのみ発毛がみられました。桑白皮エキス塗布部は、2週間目から発毛を開始し、ペンタデカン酸グリセリド塗布部の発毛の開始する4週間目よりも2週間早い結果となりました。酢酸トコフェロール、塩化カルプロニウムに関しては6週間後とさらに発毛の開始が遅く70%エタノールと変わらない結果となりました。以上の結果から、桑白皮エキスには他社市販薬剤と比較しても極めて顕著な有効性が動物実験から確認されました。

ペンタデカン酸グリセリドとの比較

ミノキシジルとの比較

インタビュー・文/佐藤彰芳 撮影/田村尚行

アデランスの研究から生まれた開発と商品・サービスの歴史
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