積極的な抜け毛予防 育毛剤の選び方、使い方

2015年9月29日

育毛剤の選び方は脱毛の原因に合わせることが大事です。大切なのは、商品の使用説明に従い、根気よく続けるということです。


「育毛剤を使ったけど効果がない」という声をよく聞きますが、ここには二つの問題が含まれています。


ひとつは育毛剤にどういう効果を望むかということ。育毛剤は毛生え薬ではありません。つけたからといってまったく新しい毛が増えるわけではないのです。ただ元気がなくなっていた毛根が甦り再び発毛したり、抜け毛の進行速度が遅くなって、結果的に毛が増えたのと同じ効果が現れることはあります。それにしても即効性のあるものではないので、三カ月、半年と、使い続けなければ効果のほどはわかりません。一カ月ぐらい育毛剤をつけて毛が増えないから「効果がない」と思うのは間違いです。


そしてもうひとつは、自分に合ったものを正しい方法で使っているかどうかということです。


市販されている育毛剤に配合されているのは、血行を促進する、男性ホルモンの働きを抑制する、細胞の活性化を図る、皮脂の分泌を抑えるといった効果がある成分。これらのうちの数種類、あるいは全部が組み合わされて一般的な育毛剤はできていますが、その配分の違いなどによって、商品ごとに特徴があります。その特徴が自分の脱毛の原因に合っていなければ、使ってもあまり意味がないのです。


血行不良で毛が抜けているのに、皮脂の分泌を抑えるタイプのものを使っても効果がないのは当たり前。まして頭皮が乾燥しやすい人が同様のものを使えば、ますます頭皮が乾燥して、大量にフケが出るということもあり得ます。


脱毛の原因別による育毛剤の選び方は次の通りです。


  1. 脂漏性脱毛など脂性が原因の人=皮脂の分泌を抑制する、カシュウなどの成分を配合したもの。
  2. 頭皮の乾燥が原因の人=血行促進または細胞を活性化させる効果があるもの。
  3. 血行不良が原因の人=センブリエキスなど、血行を促進する成分を配合したもの。
  4. 男性型脱毛症(AGA)の人=髪に有利な成長因子に働きかけるもの。

成分や効果がよくわからない場合は、恥ずかしがらずに店の人に聞くのが近道です。「これは効きそうだ」というイメージで選んでも、効果は期待できません。


自分がどの脱毛タイプに属するかは、体質や普段の生活と照らし合わせて判断するしかないのですが、ここで間違ってしまっては元も子もありません。判断が難しいときは、行きつけの理美容店や髪の専門家に相談したほうがいいでしょう。


育毛剤の正しい使い方は、基本的にはその商品の使用説明に忠実に従うことです。朝晩二回つけると書いてあれば、その通りに実行するのがいちばんいいのです。面倒だから一回しかつけないなどというやり方では、当然効果は期待できません。


そして何より大切なのは、根気よく毎日続けるということです。育毛剤を使い始めると徐々に頭皮の状態が改善され毛根が活力を取り戻してきますが、効果が現れるまでには、最低でも数カ月はかかります。頭皮が炎症を起こしたり、逆に大量に毛が抜けたりした場合はすぐに使用を中止するべきですが、そうでなければ、たとえ何も変化がなくても、三カ月程度は継続してみてください。それ以上使ってもまったく変化がないと言う場合は、育毛剤が脱毛の原因に合っていない可能性があります。


いずれにしても、育毛剤はそれだけに頼って脱毛予防ができるものではありません。他のヘアケアや食生活、マッサージなどを中心に考えて、補助的に利用しましょう。

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