額の狭い人は薄毛になりにくい?頭の形や頭蓋骨と薄毛の関連性

2015年8月18日

額の狭い人は薄毛になりにくいという説がありますが、実はもともとの額の広さと薄毛には、なんの関連もありません。原因と結果の取り違えがおき、額の広い人が薄毛になり、額の狭い人は薄毛になりにくいと誤解されるようになったのです。
額の狭い人は薄毛になりにくい?

男性型脱毛症(AGA)は、進行していく形によってO型、M型の2つに分類されます。O型は頭頂部から薄毛の輪が広がっていくもの。額の中央を残して両側が後退していく、いわゆるソリ込みタイプがM型です。M型とO型の複合タイプもあります。また、男性ホルモンの影響を受けやすい細胞は、後頭部や側頭郎には少ないと言われています。


M型は、その過程で生え際が後退して額が広くなったように見えるのが特徴で、そのためもともと額の広い人は薄毛になりやすく、額が狭い人はなりにくいと思われるのでしょう。


でもこれは、薄毛になった結果としてそう見えるということ。もともとの額の広さと薄毛には、なんの関連もありません。もちろん、生まれつきソリ込みが深いからといって、薄毛になりやすいということもないのです。


また頭の形や大きさが、薄毛に関連があるという説もあります。頭の大きい人や、とんがった形の頭、丸い頭の人は、頭蓋骨が血管を圧迫するために薄毛になりやすいというものです。これも単なる推測で、その関連性を裏付ける根拠やデータはありません。


若年性の薄毛に悩む人ではなくても、年齢とともに額が後退したと感じている人は案外多いもの。どこまで広がったら脱毛症と断定するかも微妙なところで、これにもまたいろいろな説があります。耳の中央と頭頂部を結んだ線を想定し、生え際から2cm以内という説や、3cm以内だという説。また手を真横にして額に当て、生え際までに4本の指がすっぽり入ってしまったら脱毛症だという説。これも単なる目安に過ぎず、生まれつき額が広い人にはまったく当てはまらないのです。

おすすめ記事