過激なダイエットで髪もやせる?ダイエットによる抜け毛・薄毛

2015年7月28日

ダイエット自体は健康面から考えても良いことですが、短期間で急激に体重を落とすと、髪に栄養が行き渡らなくなり、抜け毛が増えたり薄毛になることがあります。

過激なダイエットで髪もやせる?

健康面から考えても体重を自己管理するのはいいことですが、ただただやせたい一心で過激なダイエットに走るのは考えもの。短期間で急激に体重を落とすと、髪に栄養が行き渡らなくなって、脱毛を引き起こすことがあるからです。


ダイエットによる脱毛は、少し前までは若い女性特有のものでしたが、最近は若い男性にも見られるようになりました。それだけ男性もおしゃれになった、というと聞こえはいいのですが、外見重視の風潮に振り回されている面もあるのでしょう。


脱毛を引き起こすような過激なダイエットとはどのようなものかというと、単純に食べないことでやせようとするものです。


特にやせたい人に敬遠されるのが、太る原因となる脂肪分とタンパク質。肉や魚を一切食べず、脂抜き、穀類も抜き。極端な場合は、朝はサラダだけ、昼は牛乳一杯、夜はりんご一個ということも。これでは体だけではなく、髪までやせてしまうのは当然です。


脂肪分のとりすぎが髪によくないことは前にもふれましたが、まったくとらないと今度は皮脂の分泌が極端に少なくなって、頭皮の乾燥を招きます。髪にいちばん必要とされるタンパク質が不足すれば、健全なヘアサイクルが崩れ、休止期毛が増えることになります。さらに栄養不足からホルモンのバランスが悪くなり、髪の生成過程そのものに支障をきたすこともあります。


ダイエットで抜けた髪は、ダイエットをやめれば元に戻ると思われがちですが、一度毛根が弱ってしまうと、正常毛に戻すのは難しくなります。


それではやせることと髪の健康を維持することは両立しないのかというと、そんなことはありません。極端なやり方がよくないというだけで、体重管理をしながら必要な栄養をとっていけば、何も問題はないのです。


髪はやせずに体だけやせるためには、まず目標設定を無理のないものにすることです。一般的に一カ月に4キロ以上の減量は体に負担がかかるといわれるので、目標設定はその範囲内で。そして食事はご飯よりおかずを優先して三食規則正しくとり、品数を減らさずに全体の量を減らします。肉より野菜を多く食べ、甘い飲み物や間食をやめること。寝る前2時間は、飲んだり食べたりしないようにします。これを実践するだけでも、かなりウェイトダウンできるはずです。


積極的に取り入れたい食品としては、髪にいい栄養素を含む上にカロリーが低い、緑黄色野菜や豆腐などの豆製品、海藻類、豚肉の赤身などが挙げられます。


果物はビタミンが豊富で髪にいいのですが、果糖という糖質が含まれていて食べすぎるとカロリーオーバーになるので、空腹感のない食後に、柑橘類を中心にとるようにするといいでしょう。


脂肪分をすべて抜くのは髪によくないので、動物性脂肪を控えて植物脂肪をとるようにします。植物油の中には、新陳代謝に必要で、しかも体内では絶対に作り出すことができない不飽和脂肪酸という物質が含まれています。良質の不飽和脂肪酸であるリノール酸が多く含まれた紅花油、とうもろこし油、ひまわり油などは、体や髪のためにも上手に活用したいものです。


また体重を減らすには、摂取するカロリーを減らすだけでなく、カロリーを消費するという考え方もあります。適度な運動は新陳代謝を高め、髪にもいい影響を与えるので、ダイエットをしていない人にもおすすめします。


美しくなりたい、かっこよくなりたいためにダイエットをして、その結果髪が抜けてしまったのではなんの意味もありません。体に負担がかかることは髪にも負担がかかるということを忘れずに。


ダイエットを実践するなら、専門家のもと、無理のない範囲で計画的に行うようしましょう。

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