ロングへアは髪が抜けやすい?気をつけたい女性のヘアケア

2019年1月8日

髪の長さは抜け毛に関係ありません。長いから抜けたときに目立つだけです。


長い髪というのは、抜けたときに目立ちます。そのために「長い髪は抜けやすい」といわれるのでしょうが、髪の長さと抜け毛には、直接的な関連はまったくありません。


長くなると髪の自重によって抜けやすくなると考える人もいるかもしれませんが、その認識は間違っています。髪1本の重さは1メートル伸ばしてもたったの1グラム前後。健康的な成長期毛は、そんな重みで抜けるほどヤワなものではないのです。


それでもあえて「直接的な」という言い方をしたのは、長さそのものは抜け毛に関係なくても、場合によっては髪が長いことがもとで起こる二次的な要因によって、抜け毛が増えることがあるかもしれないからです。


ひとつには、ロングヘアの場合、ケアに手間がかかるということがあります。髪を洗うときについついすすぎ残しをしたり、乾かすときにドライヤーを長時間使うことが多くなったりするので、抜け毛は増えなくても、枝毛や切れ毛は増える確率がグンと高くなります。長い髪をいつも同じ場所で同じような形に結んだり、髪を強く引っ張ったりするような無理なヘアスタイルを続けていると、牽引性脱毛症になることもあります。


他にも考えられるのは、心理的な要因。ストレスは髪によくないもののひとつですが、抜け毛を気にする人がロングヘアにしていると、目立つ抜け毛にイライラして、自ら抜け毛の原因を作ってしまうこともあるかもしれません。


ここまでのお話は、「こんなこともあり得る」という話のため、長髪が悪いというわけではありません。きちんとケアをしていれば、長髪だから毛が抜けるということはありません。ただしロングヘアは毛先からのダメージが長期に残ることもあります。ここは気をつけるべきでしょう。


どちらにしても、毎日のヘアケア欠かさず行い、食事や睡眠などライフスタイルを整えることが大切です。



初回記事公開日 : 2015年12月16日

おすすめ記事