ポイントは「すすぎ」。シャンプーの洗い残しなしで薄毛予防

2015年6月25日

女性にとって髪の光沢や残り香は、男性にとって好感度が高いもの。しかし、シャンプーの残留物は頭皮にダメージを与える原因です。
シャンプーによる抜け毛・薄毛予防

ヘアケアの基本は、頭皮に合うシャンプーを適切に選んで使用して、残留物が残らないようにしっかりとすすぐことが重要です。スキンケアの基本が洗顔にあるように、ヘアケアの基本は洗髪にあります。さらに正確な言い方をすれば、毛髪を洗うことというより、頭皮を洗うことこそ基本なのです。特に男性型脱毛症(AGA)の場合は皮脂の分泌が活発になることもあり、頭皮を洗っていつも清潔な状態を保つことは、とても大切なことです。


髪を洗うというと、一般的には毛髪をきれいにするというイメージがあります。女性は特に、光沢があってしなやかな、美しい髪をつくるために髪を洗うのだと考えている人が多いようです。


でも、女性がイメージする美しい髪には、実は髪にとって良くないことがいっぱい。「天使の輪」と呼ばれる光沢や、男性にも好感度の高い残り香は、どちらもシャンプーの残留物で、頭皮にダメージを与える危険性のあるものです。髪を洗う過程ですすぎがもっとも大切と言われるのも、そのためなのです。


広い意味で言えばシャンプーの役割は確かに髪を美しくすることですが、もっと具体的に言うと、その目的は髪と頭皮の汚れや老廃物を取り除くことにあります。だからシャンプーをするとき、めいっぱい泡を立ててゴシゴシ髪を洗う必要は、まったくありません。正しいシャンプーの方法については、後の項目で詳しく説明しますので、参考にしてください。


中には、ただ汚れを落とすだけならシャンプーでなくても、石けんで充分じゃないかという人もいるかもしれません。でもシャンプーを使って髪を洗うことには、それなりのメリットがあるのです。


シャンプーが石けんといちばん違う点は、水に溶けやすくすすぎやすいというところにあります。


残留物が髪によくないのは、シャンプーでも石けんでも同じこと。それならやはり、すすぎやすいシャンプーのほうが、髪のために良いわけです。また、石けんはアルカリによって髪が傷む心配がある上に、水に含まれる成分と結合して不溶性の金属石けんという物質をつくり、髪のツヤを失わせたり、ごわごわにさせてしまうことがあります。


ただし、シャンプーは石けんに比べて洗浄力が強く、脂分をとりすぎてしまうので、それを補うリンスが必要になってきます。


シャンプーやリンス以外に、コンディショナーも一般によく使われるヘアケア剤で、これには、髪により強く吸着して、髪を保護してなめらかにする効果があります。


頭皮を清潔にすることが大切といっても、普段の生活で一日に何回も髪を洗う必要はほとんどありません。毎日髪を洗う人なら、ぬるま湯ですすいだだけで大部分の汚れは落ちてしまうからです。


あまり髪を洗いすぎても、人によっては脂分がとれすぎて頭皮が乾燥してしまいます。自分の髪質や頭皮の状態に合ったシャンプーを使用して、毎日正しい洗髪を行うのが理想といえます。


天使の輪や残り香がなくても、健康な髪は充分ツヤがあって美しいものです。「美しく見せよう」としなくても、髪と頭皮を健康にすれば、美しさは自然についてきます。そのためにも、ヘアケアに欠かせない大切なステップであるシャンプーは、正しいものを正しい方法で使うように心がけたいものです。

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