抜け毛・薄毛を防ぐヘアワックス・ジェルの使い方 髪のおしゃれと健康

2015年11月17日

ワックスやジェルなどのセット用ローションは、髪によくないのではないかという声をよく聞きますが、実際のところは?


スタイリングといえば以前はカーラーでしっかり巻いた髪を崩れないようにへアスプレーでセットしたり、男性の場合はきちんとクシを通した髪を、ポマードやグリースで固めるというのが主流でした。


でも今はあまり丁寧につくり込んだものより、ナチュラルなスタイルのほうが一般的です。ムースをつけて手ぐしで自然な流れをつけたり、ジェルを使ってパーマヘアを洗い立てのようにウェットな感じに仕上げたり。年配の人でも、以前のようなガチガチに固めたヘアスタイルの人は、少なくなっているようです。


ワックスやジェルなどのセット用ローションは、髪によくないのではないかという声をよく聞きますが、結論から言うと、よほど極端な使い方をしない限り、それほど悪影響を与えるものではありません。


ワックスはつけた後ある程度揮発しますが、ジェルは保湿性があるので、少しベタッとした感じで髪に残ります。だからといってジェルのほうが髪に悪いということはなく、どちらもそれほど害のないものなのです。


ただしあまり大量につけると、頭皮にまでセット用ローションがべったりついてしまい、頭皮に負担をかけるだけでなく、いやな匂いのもとになります。髪には害を与えないにしても、頭皮につけるのは望ましくないのですから、容器から髪に直接つけたり、スプレータイプのものを使うのは避けたほうがいいでしょう。


またセット用ローションは、毎日長時間つけていたり洗い流しが不十分だと、髪に染み込んで内部に残る性質を持っています。そのせいでパーマやへアダイのときに、かかりにくくなったり思ったような仕上がりにならないことがあります。そのためパーマ液や染料をつける時聞が長引くと、結果的には髪や頭皮を傷めることになりかねません。


またセット用ローションが吸着剤となってホコリや汚れがつきやすくなるので、そういう意味でも、セット用ローションをよく使う人は、洗浄力の強いシャンプーを使ったほうがいいといえます。その分、洗った後の髪を、トリートメントなどでケアすることも忘れずに。洗髪の際にセット用ローションを落としやすくするためのテクニックとして、ハーブオイルやスクワランといった天然の保湿成分をプラスするという方法もあります。


男性用として古くからあるセット用ローションにリキッドがありますが、このリキッドとトニックを混同している人が意外と多いようです。トニックは理髪店でマッサージのときによく使われるヘアケア剤で、女性の場合はヘアローションがこれに当たります。50%以上がアルコールで、他に配合されているのは、清涼感を与えたりかゆみを抑える効果のある、メントールやトウガラシチンキなど。成分も目的も、どちらかというと育毛剤に近い性質をもったものです。


これに対してリキッドはスタイリング剤の一種で、キープ力のわりにベタつきがなく仕上がりが自然な形になることから、幅広い年齢層の男性に支持されているものです。


この他にもミスト、スタイリングウォーターなど、挙げればキリがないほどセット用ローションの種類は豊富です。ミストはかなりしっかり髪を固める効果がありますが、適量を使えば問題はありません。その他のセット用ローションも、それ自体は特に髪に悪い成分を含んでいるわけではありません。


しかし、これらは髪に使うものであり、頭皮には不要です。そして、ハードに固まるタイプは、シャンプー前に十分お湯ですすぎ落としてからシャンプー剤を使いましょう。シャンプー前のムリなブラッシングは禁物です。また先程ふれたように二次的な影響が心配されることがあるので、使い方、洗い方には気をつけてください。

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