帽子の長時間着用は避けるべき!?知っておきたい帽子と薄毛・抜け毛の関係

2020年2月21日

きつい帽子を長時間かぶり続けていると、頭皮に悪い影響をあたえます。髪が薄くなってくると、それを隠そうとして帽子をかぶる人がいます。でも、もし帽子をかぶることで、さらに薄毛が進行するとしたらどうすればいいのでしょうか?


帽子のせいで髪が薄くなるといわれるのは、もともとは薄毛隠しのために帽子をかぶる人が多いところから来ているのかもしれません。でも実は、ただの俗説にすぎないとは言い切れない面もあるのです。


髪に必要な栄養は、毛細血管を流れる血液などで運ばれています。ご存知のように毛細血管というのはとてもデリケートなもので、ちょっとしたことで切れたり詰まったりします。だから帽子やヘルメットで頭皮を圧迫するのは、確かにいいこととは言えないのです。ファッションとしてときどき楽しむ程度なら何も問題はありませんが、サイズやかぶり方によっては、抜け毛の原因にもなるので注意が必要です。


まず確認しなければいけないのは、サイズが合っているかどうか。きついものは、毛細血管を圧迫して、頭皮の血行障害を招く可能性があります。脱いだときにフーッと解放感があるようなものは、避けたほうがいいでしょう。


長時間帽子を被りっぱなしというのも、通気性が悪くなり、髪がムレやすくなるのでやめたほうが無難。特に夏場は頭も汗をかくので、細菌が繁殖しやすい温床を作ってしまうことになります。ただ真夏にアウトドアで過ごす場合、帽子を被らないでいると、今度は紫外線による髪や頭皮への影響が心配。サイズのきついものを避けるという前提で、戸外では被るようにしたほうがいいでしょう。


仕事柄どうしても1日中帽子やヘルメットを被っていることが多い人は、頭皮の血行をよくするために、マッサージの習慣づけをおすすめします。マッサージの仕方については、 「積極的な脱毛予防の実際 頭皮マッサージ」 で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてください。



初回記事公開日 : 2015年12月14日

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