髪の毛の構造 成分と性質

2015年6月25日

毛髪もまた皮膚の一部。3層のタンパク質からなり、髪全体では毛幹と毛根とに大別できます。
髪の毛の構造

毛髪は、皮膚の一部が変形してできたものと考えられていますが、その中身は、のり巻きや鉛筆にたとえられるように、3層のタンパク質からできています。3層とも同じケラチンというタンパク質が成分なのですが、それぞれに異なる性質を持っています。


いちばん外側が、キューティクルと呼ばれる硬い板状のケラチン。外的な刺激から髪を守ったり、髪になめらかさやツヤを与える役目を果たします。その内側にある毛皮質は、髪の弾力性や強度を保つ以外に、メラニン色素を含み、髪の色を決める、丈夫で弾力性に富んだ繊維状のケラチンです。そして、中心の比較的軟らかいブロック状のケラチンが、毛髄質。保湿に関係していると考えられています。


また髪全体を見ると、頭皮の外に出ている毛幹と、内側の毛根とに大別できます。毛根の奥の内部に毛母細胞があり、本来角質化した細胞の集まりである髪の中で、唯一の生きた細胞といわれています。


この毛母細胞が、毛細血管で運ばれ毛乳頭によって吸収された栄養を使って、細胞分裂をくり返し、髪を作り出していきます。脱毛予防や育毛のポイントが毛根にあるといわれているのは、毛根内の毛母細胞が、髪の健康のカギを握っているからなのです。

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